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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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湧水の里の風景⑤~大笹生東部簡易水道の水源

 瀧清水碑によれば、「瀧清水は、明治初年の大雨による崩壊により地下に埋もれ、現在水源地に湧き出づ。」とのことだ。
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 公園西斜面には、いくつかのそれらしきものがあるが、とりあえず一番奥の囲いのあるところが、それに近いのかなと勝手な想像をする。
 碑では、大笹生東部簡易水道の水源については、「俎板山中腹より湧出する瀧清水を導水」という言い方をする。

 明治天皇東北御巡幸の砌(みぎ)り、御休所にてその水を召され「これは美味なり」と賞賛されたのが明治14年とのことなので、由緒ある水の水源は一番奥のここから供給されたのではというのも勝手な思い。


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 いくつかの囲いのある水槽は、その水源の変遷とその確保の苦労を意味するのか、それとも、水源から管理小屋の水槽に導水される途中の調整所を意味するのかは分からない。


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 水源近くに水神が祀られている。瀧清水神社の奥の院といったところだろうか。

 広域水道に切り替えによって、この水源から管理小屋の水槽に導水し、各家庭に配水する管理のわずらわしい共同作業から解放されたということだろうか。
 他所者の勝手な感覚でもったいないと思うのは、豊かな水が存在するのに水を買い取って使用するということ。
 見方をかえれば、そこでは、感覚的な都会化が、……。
 水は金で苦労無く手に入るものという変質は、水が湧き出るところに神を祀るという感覚と共同作業による絆の感覚が薄らぐということであり、この水の誇りが失われることなのかもしれないとも。
by shingen1948 | 2012-03-28 05:25 | ◎ 水 | Comments(0)