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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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湧水の里の風景④~瀧清水

 昨年の散歩では、この瀧清水神社の裏の水源を確かめようとしたら、その途中に国有林野使用承認の標識が建っているのをみつけた。
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 それによると、国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所が、22年11月11日から平成25年3月31日まで、2年141日の期間、ボーリング調査をするようだ。
 地下0.5m未満10㎡、地下5~25m未満33㎡、地下25m以上5㎡とある。

 現在もこの期間中ではあるので、今月見かけた先の風景も、このボーリング調査の一環だったのだろうと想像できそうだ。その規模から想像すると、地下25m以上5㎡に該当する調査だろうか。
 昨年の原発事故前の時点では、ニュースとして報じられる情報だったが、今は地道な調査になっている。

 先の散歩時に、ここを散歩する資料として、地方紙が高速道工事による瀧清水水源枯渇を報じられたものをメモしている。
 この時に気になっていたのは、湧水に対する畏敬の念とか、地域の誇りとかという事とはかかわりなく、あくまでも実用の側面でしか整理されていないということだった。
 恵みの湧水枯渇、高速道工事が影響か/福島<2009年10月30日>
 福島市大笹生のわき水「瀧清水(たきしみず)」の水量が激減し、国土交通省福島河川国道事務所が東北中央道の大笹生トンネル工事との因果関係を調査していることが29日までに分かった。かつて簡易水道の水源だった瀧清水は昨年夏ごろから減り続け、今夏にはほぼ枯渇。わき水を利用していた果樹の消毒や公園の散水などに影響が出ている。地元住民はわき水の復活を願っており、同事務所は11月4日にも協議の場を持つ。  瀧清水は、同市大笹生の台山東側からわき出ている清水で、平成5年まで周辺の208戸、842人でつくる元大笹生東部簡易水道組合の水源として使われていた。
 水道水としては使われなくなった後も、果樹の消毒や消防用水、十六沼公園の散水などに重宝されてきた。
 しかし、昨年夏ごろから水量が徐々に減り始め、今夏はほぼ枯渇した。
 地域の果樹農家約30戸は消毒用の水を約2km離れた小川などにくみ取りに行かなければならなくなった。
 昨年まで続けていた稲作を今年はあきらめた農家もあるという。

 トンネルに大量の水 福島のわき水激減 <11月>
 福島市大笹生のわき水「瀧清水」の水量が激減し、東北中央道の大笹生トンネル工事との因果関係が指摘されている問題で、国土交通省福島河川国道事務所は4日、同市の信陵支所で住民の代表者への初めての説明会を開いた。事務所は トンネル工事現場で今春1時間当たり100トンを超える水が出ていたことを明らかにした。
 同事務所によると平成19年9月の掘削開始後、20年5月ごろから坑内のわき水が増え始め、今年3月には1時間当たり約105トンのわき水があった。現在は約50トン前後で推移しているという。
 同事務所は、影響が出ている果樹農家の消毒用水として、工事現場近くにトンネル坑内からのわき水をためるタンクを設置し農家への提供を検討することも示した。
 瀧清水の水量調査では、4月の調査開始後、5月上旬まで一分間に約10リットルわき出ていたが、現在はほぼ枯渇していることが報告された。
 説明会には、大笹生地区の六町会の代表10人をはじめ同事務所と市の担当者が出席した。平地内第一町内会の菅野勝太郎会長は「調査を継続してほしい。今回の内容を地区に持ち帰り対応を検討したい」と語った。

 素人目には、因果関係は明らかなように見えるが、専門家としては慎重な判断になるらしい。
 今、資料は見あたらないが、確かこの対策にかかわる事業は社会貢献事業であり、謝罪とかかわる事業ではなかったと記憶する。
by shingen1948 | 2012-03-26 06:00 | ◎ 水 | Comments(0)