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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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湧水の里の風景②~瀧清水

 昨年、湧水の里の風景として、「瀧清水」周辺の散策を整理しようとしたところで大震災、それに続く東京電力の原発事故災害ということで、そのままになっている。
 3月11日に、「湧水の里の風景~山神碑と瀧清水碑」を整理し始めたその続きということで、その2としている。

 「瀧清水碑」は、明治初年の大雨で地下に埋もれた瀧清水を水源とする水が、現在も湧き出ているという誇りを刻んでいる。
 その碑が紹介する俎板山中腹というのが大笹生学園の裏手にある公園だ。ここを散歩した時には、そちらに回り込んでみると大きな沼があって、その上部が公園になっている。
 ただ、この時点で、東北中央道の大笹生トンネル工事で水脈を破ってしまったらしく、湧き出ているはずの所から水は出ていないという状態だった。
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 今回、その時点からもう一度整理してみようと出かけてみたら、今度は立ち入り禁止になっていた。

 公園自体が高い放射線量になっているということなのか、直ぐそばに災害廃棄物仮置き場があることとかかわることなのかは分からない。

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 2009年に報じられた東北中央道の大笹生トンネル工事で水脈を破って、瀧清水を壊してしまったことにかかわる事なのかもしれないとも思う。
 説明会の資料等と照らし合わせてみると、4月の調査開始から5月上旬までの瀧清水の水量は、一分間に約10リットル湧き出ていたとのことだが、先の散策時点で枯渇の状態だった。
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 東北中央道の大笹生トンネル工事では、平成19年9月の掘削開始後、20年5月ごろから坑内のわき水が増え始め、今年3月には1時間当たり約105トンの わき水があったという。それが、説明会の時点で、約50トン前後で推移しているということだった。

 それで、説明会では、国土交通省福島河川国道事務所では、影響が出ている果樹農家の消毒用水として、工事現場近くにトンネル坑内からのわき水をためるタンクを設置し農家への提供を検討することも示したとのことだった。

 最近このことにかかわる報道を目にする事が無くなったのは、問題が解決されたからではない。今回の震災で、そんな日常的なことにかかわる話題では、ニュースとしての価値がないということになっているという状態なのだと思う。
 そういう意味では、「今から思えば(2012)」の続きでもある。
by shingen1948 | 2012-03-24 05:20 | ◎ 水 | Comments(0)