地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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ヨウ素剤配布判断評価報道の微妙な変化③~今から思えば(2012)の8

 ヨウ素剤配布とつながる「安定ヨウ素剤の市町村への配備について」平成23年8月12日原子力災害対策本部事務局が発表公開しているようだ。
 安定ヨウ素剤の市町村への配備について
 •EPZ内の6町のほか、避難区域の拡大に伴い、3月16日にはいわき市、相馬市、飯舘村、川内村、田村市、小野町の6市町村に、3月20日には新地町、福島市、須賀川市、二本松市、郡山市、伊達市、本宮市、川俣町、石川町、古殿町、玉川村の11市町村に錠剤を配備。
 (※ 上記のほか、3月15日には三春町に、17日には平田村に錠剤を配備)
 (※ 南相馬市、葛尾村は避難済のため配備せず)
 •さらに、3月22日には上記17市町村中いわき市及び郡山市を除く15市町村及び平田村に粉末を配備。
 (※ 粉末は、3月15日に双葉町にも配備)

 福島第一原子力発電所から50㎞圏内に行政区域を持つ市町村に対して配備されたとのことだ。
 
 責任とか賠償とかという物騒な話や大人の世界を抜きにして、配布されなかったことについて思いを巡らしてみる。
 まずは、今回の事故までは、原発は遠く離れたところの話と思っていたのだが、現実には福島市も、20日に安定ヨウ素が剤配備される市町村に含まれているという驚きがある。その対象となる50㎞圏内に飯野地区あたりが入るようだ。
 次が、安定ヨウ素剤は、予測線量100m㏜が服用指示される基準とのことだが、これは、多分、屋内退避基準とも重なっていたはずだと思う。ならば、屋内退避の指示があった地域近辺までは、安定ヨウ素剤の服用指示があってもおかしいことではなかったはずということに、……。
 更には、報道が三春町の配布を批判する理由として挙げた以下の2つだ。
 ① 事前に備蓄を消費してしまうこと。
 ② いざという時に必要量が確保できない恐れがあること。
 ここから、県や国が必要量の確保ができないということが、安定ヨウ素剤服用指示が出せなかった主たる理由があったのでは……と思うのは勘ぐり過ぎだろうか。

 必要になったら配って頂けるらしいということもある。
 実際に配布となれば、担当者の目の前には、住民が頂くための長時間の外出をさせるというハードルが待ち受けるということになるらしい。
 現状では、どの段階でも、待ちの姿勢が一番無難だったということなのではないかと勝手に思う。
by shingen1948 | 2012-03-23 05:20 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)