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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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ヨウ素剤配布判断評価報道の微妙な変化②~今から思えば(2012)の8

 「当時の周辺住民は、外部被曝の検査結果などを振り返ると、安定ヨウ素剤を最低1回は飲むべきだった」 との見解は、今から思えばという事ではとの限定で、少なくとも三春町に避難してこられた方の安定ヨウ素剤服用の判断と行動が正しかったということを意味することになるのだろうか。

 配布する側にとってここで問題になるのは、安定ヨウ素剤の服用には医師の判断が必要ということだろうか。これは、今から思えばということでは「緊急避難の観点から違法性の阻却」との判断になるだろうという見方が強いようだ。
 配布される側にとっては、必要がない人まで服用してしまう可能性があるということだろうか。その中でも、副作用リスクとリバウンドの危険性にかかわる心配だろうか。
 この視点で情報を確認すると、今年の2月に、東電の作業員2000人に投与されたヨウ素剤では、副作用がなかったとの報道が目に入る。
 ヨウ素剤、大きな副作用なし=作業員2000人に投与−福島第1原発事故・東電【時事ドットコム(2012/02/07)】 
 東京電力は7日、福島第1原発事故の直後から昨年10月までに、放射性ヨウ素による甲状腺被ばく対策として、作業員ら約2000人に計約1万7500錠の安定ヨウ素剤を配布したことを明らかにした。健康診断の結果、大きな副作用はなかったと説明している。
 同日開かれた国の原子力安全委員会の分科会で報告した。
 東電によると、同原発には約3万錠のヨウ化カリウムが備蓄されていたが、昨年3月13日以降、手順書に従って対象者に配布を始めた。配布回数は4、5月が各3000回を超えるなど最も多く、ヨウ素131の濃度減少とともに回数も減り、8月には屋内作業で、10月に全ての作業で配布を止めた。

 単なる情報の受け手として見る限り、現時点で、「ヨウ素剤を住民に配布=福島原発事故で三春町は、混乱」とは言い難いのではないかと見える。

 三春町の有名な表現者が、そのエッセイで、このことについて「国や県の瞑想に、独自の判断を下した」事例だとして紹介するのを見る。
by shingen1948 | 2012-03-22 06:23 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)