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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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原発事故災害と報道姿勢~今から思えば(2012)の7

 11月末、新聞で、「NHK『あさイチ』で放射線量測定ミス、番組中におわび」が報じられた。

 これは、NHK朝の情報番組「あさイチ」で、10月17日放送の「放射線大丈夫?日本列島・食卓まるごと調査」の中で、食事に含まれる放射性物質量の数値を誤って放送したことを番組内で謝罪したことを伝えたものだ。
 先にNHKの放送が、民放局のワイドショー化されてきているという傾向と批判したところだが、この放送だけは肯定的に見ている。
 民放局のワイドショー化という表現に、世の中は、力の大きい方、声の大きい方によって流されていくという批判を込めていたが、この放送は、そちらとは対峙する方向だったと思っている。

 この謝罪は、NHKによると、視聴者から11月24日以降、約800件の意見が寄せられた結果ということのようだ。ネットで見る限りでは、福島産を否定する意見をお持ちの方々が、その安全性を肯定したような結論部分への反発が強かったように見えた。

 実際の誤りは、全国各地の7家族から提供された食事サンプルを「ゲルマニウム半導体検出器」で調べた方法の部分のようだ。
 4家族分から1キログラム当たり5・69~3・39ベクレルのセシウム134が検出されたとしたが、実際にはセシウム134は検出限界以下だったということだ。
 この調査の目的部分である「日本列島の食卓の放射線は大丈夫なのか」という事に関しては、この調査の範囲内では、「大丈夫だった」ということに変わりはなかった。
 現在は、同じような方法で生協が継続的に調査していると聞く。
 自分にとっては、日常的に注意しながら食事をしていれば、とりあえずは安心できる状態かもしれないということが知らされたと思っている。

 謝罪は、一見すると批判への対応に混乱しているように見える情報だが、これは大きな声への丁寧な説明だったと思う。
 チャレンジには失敗がつきもので、このミスを番組中にお詫びする姿勢を否定的にみるべきだとは思わない。むしろ、平常時感覚でチャレンジしない新聞報道の方が、このことを批判的に報じている事に違和感を覚えるのは、ひねくれた見方なのだろうか。
by shingen1948 | 2012-03-19 06:12 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)