地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今から思えば

 先日、水分をたっぷり含んで結構重いぼたん雪に、春も近いと感じて、「春を待つ心」とした。それなのに、昨日の福島市の積雪は、この冬一番だったとか。
 それでも、これは、低気圧の接近に伴うもので、午後には雨に変わった。春が近いという事に変わりはない。
 昨日は、24節気のひとつ「啓蟄(けいちつ)」とのこと。

 自分の感覚の中では、1年のサイクルの切れ目が正月ではなく、震災を挟んだ今の時期になっている。そういうことで、昨年の出来事を思い出してみようとするが、震災と原発関連以外は、みんな記憶の外に飛んでしまっている。
 そんな中で思い出せるのは、上岡遺跡の「うずくまる土偶」が国重要文化財に指定されたというニュース。これを見たのが、7月初旬。
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 それで、ちょっと調べてみようと、県立図書館に立ち寄ったが、残念ながら閉館中。これが、その時の県立図書館の様子。
 南面の大きなガラスが割れていて、べニア板で応急処置がとられていた。天板も抜けていた。


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 東側の角のガラスは、特に大きく割れていた。
 これでは、暫くは無理かなと思って、市の図書館に行ってみた。

 こちらは、普通に開いていので、ここで上岡遺跡の資料を確認した。
 そして、当時の雰囲気の中ではどうでもいいような「祝 上岡遺跡「うずくまる土偶」国重要文化財指定」を整理した。
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 暫くは無理だろうと思っていた県立図書館の一部開館の掲示板を通りがかりに見つけたのが、7月の中旬。

 これが、一部開館した7月末の様子。書庫は閉じ、本の検索を閉架式にしての開館だった。
 ここで、とりあえず確かめたかったのは、上岡遺跡発掘をどんな風に報じられたかということだ。
 震災当時の様子をお聞きしながら、マイクロフィルムを準備していただいた。
 この震災当時の図書館の様子は、「福島県立図書館復旧状況の報告」に見える。
 本棚は無事だったようだが、本は飛んで散乱し、ダクトと天井の一部が落下した様子が分かる。
 8月19日にも被害を受けている情報から、そうだ、あの後大きな地震があったなと思い出す。多少の揺れは、慣れっこになってしまっている自分に気づく。

 やはり、この1年は、震災とかかわってしか思い出せない。
by shingen1948 | 2012-03-06 05:55 | Comments(0)