地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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2012年の立春の頃の風景⑦~御山千軒遺跡付近⑥

 何時もなら、この辺に大わらじ製作所があったはずという思いがあって、そろそろ暁参りだなと思い出して、一枚写真をパチリとなるところだろうか。
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 それが、今回は意識していないものだから、御山千軒遺跡付近をぐるりと回っていて、突然に大わらじ製作所が現れたという感じ。「そういえば、そろそろ……」とは思った。
 写真を確認すると、これが2月9日で、暁参り前日のようだが、出かけてみようという思いや季節にかかわる感慨はなかった。

 例年との違いを意識して、「立春の頃」の頭に「2012の」と入れていることとも関わる。
 地方紙でニュースを確認すると、例年のように、1月19日に起工式が行われたようだが、例年と違うのが、見出しに「安全な稲わら使用」が挟みこまれていること。
 記事内容では、「大わらじは、毎年提供を受けている地元農家の稲わらを使用する。今年は東京電力福島第一原発事故による放射性物質の影響を考慮し、昨年10月中旬に収穫した稲わらを県の検査機関で調査してもらい、安全性を確認した。」という部分。
 会長さんは、「地元の稲わらで作業できることを心強く思っている。伝統ある行事を継承していきたい」と地元産の稲わらで制作できる喜びを語ったとか。
 2月10日の「大わらじ奉納」記事では、「福島で『信夫三山暁まいり』」の見出しの頭に「復興願い」大わらじ奉納という言葉が入る。

 そろそろ暁参りだなとは思ったが、出かけてみようという気分は起きなかった。復興を願わない訳ではないが、地元の稲わらで作業するという当たり前の事に感動しなければならないことに、その異常さを見てしまう自分がいる。
 復興願い“大わらじ”奉納 福島で「信夫三山暁まいり」【福島民友トピックス(2012/2/11)】
 長さ12メートル、幅1.4メートル、重さ2トンの日本一の大わらじを奉納する「信夫三山暁まいり」は10日、福島市で始まった。五穀豊穣(ほうじょう)、家内安全に加え、復興への願いを込めて制作された大わらじを御山敬神会の会員や有志ら約100人が担ぎ、信夫山の羽黒神社に奉納した。11日まで。
 わらじには同市のわらを使用、今年は安全面を考慮し、事前に放射線量を測定した。
 そろいの白装束をまとった担ぎ手たちは「わっしょい、わっしょい」と威勢のいい掛け声をかけながら、福島復興への思いを乗せて約10キロの道のりを歩いた。

by shingen1948 | 2012-02-14 05:57 | ★ 季節便り | Comments(0)