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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島県が廃炉への考え方を示した⑤~原発推進論者はしたたからしい

 福島県は、先に原発・プルサーマル計画への疑問を呈したことがある。
 プルサーマル計画で、原子力安全委員会の事故隠ぺいや関西電力・東京電力の事故隠しに遭った福島前佐藤栄佐久知事を中心に、原発3大県である福井県・新潟県・福島県が、運転拒否を行ったことだ。
 これが、今回の廃炉の方針につながる動きではないかと、勝手に思っている。その動きが今年の2月に完全に封じ込められて、完全敗北する。その結果として、プルサーマル計画に基づく原子炉と、本来廃炉にすべき原子炉が稼働した。
 そして、3月の大震災で、先に疑問を呈した原発の考えが、全く正しかったことが証明されたという経緯なのだと思う。
 今回の福島県が廃炉への考え方を示したことは、その経験を踏まえた再挑戦なのだという現状認識の立場をとってみる。

 自分のような古い人間には、脱原発とイデオロギーはセットになっているという感覚が捨てきれない。しかし、この一連の動きは、これを脱却しているように感じている。

 2月に敗れた相手の象徴は、今回の福島市まで来て、経済低迷と結び付け脱原発に疑問を投げかけた日本商工会議所の岡村正会頭のような「自らはリスクを背負わずに、その恩恵を受け続けたいという方々」のようだ。強力で、巻き返される可能性も高いのかもしれない。
 そちらの立場の強力さがよくわかるのは、東京都民を代表する都知事のようだ。
 今回の原発事故時に直ぐに挨拶にかけつけたようだが、その心は、福島第1原発の深刻な事故が起きても「原発の推進論者」を公言するしたたかさらしい。
 ただ、この方の言動は、2月に敗れた相手の立場の方の率直な本音が透けてくるという意味では、貴重な方らしい。
 反原発を掲げる政党の新聞では、氏の発言を追う記事があるが、確かに分かりやすい。
 石原都知事 原発で暴言数々「東京湾につくってもいい」「訳の分からぬ連中が反対」
 福島第1原発の深刻な事故が起きた以降も、「私は原発の推進論者」と公言する石原慎太郎東京都知事(78)。石原氏は知事就任翌年の2000年から「安全神話」をふりまいて原発推進派の「広告塔」の役割を果たし、「東京湾につくったっていい」とたびたび公言、新潟県や福島県で反対する住民を非難し続ける暴言を繰り返してきました。

 この記事の中の、00年4月26日に日本原子力産業会議(現日本原子力産業協会)が開いた第33回年次大会での石原知事が最初に東京湾への原発誘致公言は有名で、政党にかかわらずよく引き合いに出されるようだ。

※ この整理は、時期を間違えると復旧に頑張って欲しい方々に鞭打つことになるので、控えていらっしゃった方も多かったのではないかと思う。しかし、今回の廃炉の方針が出た後では、このことは、応援につながるのではないかと、勝手に思う。
by shingen1948 | 2011-12-08 06:26 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)