福島市東部から伊達市南部にかけての地区で、米から基準値超のセシウムが検出③
2011年 12月 02日
今後について、県では、新たに二本松市と本宮市の一部地域でも緊急調査を行うことを決めたが、国の検査範囲をさらに拡大して徹底して調査する必要があるとした姿勢を受けて、先の検査で微量でもセシウムが検出されたコメの生産農家の所在する地区に全戸検査の対象を拡大することを決めたとのことだ。
今年の稔りの秋の散歩は、憂鬱だった。

この風景は、いつもの秋と変わらないように見えるのだが、散歩人には、これが実りの秋を表す風景なのか、それとも悲しい憂鬱な風景なのかの判断ができなかった。

これは悲しい憂鬱な風景であることが分かる。中央に白い札が見えるからだ。
これは、被害表示の立て札ということのようだ。大雨もあったし、放射能に関わるのかは分からない。

今回の騒動で、米を作るべきかどうかを迷いながらとりあえず作付したという判断もあったことを知る。1年間休むと田が荒れてしまって再生が難しくなることと、放射能の状況が分からないという事での判断だったようだ。
ただ、今年は大雨の被害もあったので、どちらの原因かは分からない。

こちらは、いつもの稔りの秋の風景であることが分かるのは、稲刈りの機械が入っているからだ。

前面のまだ稲刈りが行われていない風景は、これから収穫が行われようとする風景なのか、廃棄に向けた風景なのかは、通りすがりの者には分からない。

これは、循環のサイクルがうまくいっている風景なのか、それがとどこおった風景なのかは、ただ散歩をしている素人には分からない。