地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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経済評論家K女史が語る「原発被災地福島から見える『日本の未来の形』」

 公民館に出かけたら、「福島市男女共同参画トップセミナー」というポスターが目に着いた。
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 その演題は、「福島から見える『日本の未来の形』~復興に向けた経済・経営のヒント」とのことだ。
 驚いたのは、その講演会講師が、経済評論家のK女史であることだった。それは、原発被災地である「福島から見える『日本の未来の形』」という演題と講師K氏という違和感だ。

 今回の福島第一原発事故は、政府と電力会社は「原発は安全」と呪文のように唱え続けてきた中で起こった最悪レベルの事故だと思う。その原発安全神話のお先棒を担いで原発CMで主演を張ってきた著名人で、その発言力の大きいオピニオンリーダーの一人が、この経済評論家のK氏ではないかという批判がある。
 K氏は「お詫び」を表明してはいるが、原発のCМ出演料を受けとったまま今も評論家を続けることへの批判だ。その方を講師に原発被災地福島を考えるという「福島市男女共同参画センター」の大胆な企画のようだ。

 その中部電力のCMは、何故か3月11日の震災で打ち切られ、ネット上では削除されている。現在そのCМを見ることができるのはここだけだが、K氏は、原発はコスト面での安定性が優位であることを主張している。
http://v.youku.com/v_show/id_XMjU0ODYxNDM2.html
 
 3月26日、K氏はテレビ朝日の『朝まで生テレビ』に出演し、以下の発言もしているらしい。
 福島第一原発3号炉のプルサーマル炉について「プルトニウムが、たまたま濃いだけ。特に大きな危険の区別はないはずです。」と発言し、原発問題について「放射性物質が実際よりかなり怖いと思われていることに問題がある。」「今回の原子力の問題について、死者が出ましたか。津波の死者に比べて、報道のされ具合と死者の多さの、バランスが悪い。」などと発言を行ったという。
 更に、その原発擁護の発言とCM出演についての関係で物議を醸す中、サイトに謝罪文をアップしたという。
 この「謝罪文」では、原発対策については、東電の役員総辞職や電力会社にいる天下り官僚の総辞職、原子力保安院の解体といった内容で、原発それ自体を今後どうするかという事に関しては「全原子力発電所の徹底した調査」「全原子力発電所の冷却装置の改良」といった評論だったようだ。
 K氏がCMに出演した中部電力の浜岡原発の懸念は、直下型の大地震による原発そのものが破壊されるリスクのはずで、評論家ならそのリスク対策を真摯に考え、原発の根本的な問題に目を背けるなという批判が多い。その前に、中部電力からCM料を受けとった状態のままで、中立的な評論は確保できないのではという批判が多い。
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 そんな中で見たポスターだ。
 主催は、福島市だ。
 福島市民をリードする方が、いかに温厚かということを感じることもできた。
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Commented at 2011-11-21 18:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by shingen1948 | 2011-11-21 05:20 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(1)