地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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ここを逃げられない訳

 これだけ痛めつけられても、それでも、こんなところにしがみついているという理由を考える。

 その答えは簡単なことで、歳をとったからだと思う。
 歳をとるということは、たとえ大した生き方ではないにしても、現在在るのはいろいろな選択の結果なのだと思う。単にここに住むようになったということにしても、いろいろな選択があって、その結果としての現在の自分がいるということなのだと思っている。

 たとえば、ここに来た理由の一つは、進路の選択の結果があった。そして、その中でいろいろな出会いがあって、その出会いの中での付き合いにもいろいろな選択があった。
 就職に伴う選択というのもあった。それに伴う転勤時の選択というのもあった。更に、その中にも小さな選択があって、出合った人との関係性における選択などというのもあった。
 子供が生まれたということだって、それに伴なうことで、現在地の選択や転勤に伴う家族移動の選択などというものもあった。
 そういった諸々の選択の積み重ねがあって、現在がある。
 歳をとるということは、そういった選択の積み重ねが多かったということであり、それに比べれば、これから先の選択が少ないという事なのだと思う。
 だから、動きにくいという事になるのだと思う。
 大げさなもの言いになるが、痛めつけられるからといって、ここに住まない事を選択するということは、今までの選択の全否定につながるというような感覚なのだ。

 テレビやネットの中で、それ程若いとも思えない学者先生の中に、そこに住む感覚が分からないとのたもう方や、この地を捨てて移動することを勧められる方がいらっしゃる。
 その先生方も、恐らく今まで多くの選択があったと思うのだが、それを捨てることに躊躇すべきでないと断言する感覚が分からない。
 過去の選択が少なかったのか、それとも、何事にも猪突猛進の感覚で、元々年寄りなどを相手にしない、若さで生きていらっしゃるということなのだろうか。
by shingen1948 | 2011-10-26 18:08 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)