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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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鎮魂、そして怨念 ~ようやく会津へ⑧

 会津から戻って直ぐに、町内で花火大会があった。a0087378_4544999.jpg
 祭りに人と人とのつながりを意識したり、夏の花火に鎮魂を意識したりするのは、今回の震災のせいだと思う。漠然と感じていたとは思うが、それを意識してはいなかった。
 福島市でも花火大会はあったが、そちらには出かけてみようという気にはなれなかったのは、そのここともかかわるような気がする。

 今回、戊辰戦争の犠牲者の弔い方について、「戊辰戦争の犠牲者の弔い~ようやく会津へ⑥」としてふれた。
 今回は、会津と他所での捉え方の違いということで整理したが、先には、当事者の「やった者」と「やられた者」の怨念について整理している。これをつないで整理しておく。

 今回ふれた弔い方の「やられた者」の怨念は、今も会津の方々に残っている。ところが、「やった者」の薩摩や長州の方々には、もうその意識はないということだ。
 戊辰戦争というに異常事態に、その時代に生きた薩摩・長州は、残忍な行為と共に東軍の死者に対する畏敬の念を失ったという第三者にとっては過去の出来事だ。
 やった方は覚えていないが、やられた方は代が替わってもその恨みが継続されていくということを「歴史認識問題は国内にも残る」として一度整理している

 安倍晋三首相が2007年に参院福島補選の応援演説のため福島県会津若松市を訪れた時に、「先輩がご迷惑をおかけしたことをおわびしなければいけない」と挨拶したことを元に整理したものだ。
 安倍首相は山口県出身で、官軍に対する強烈な恨みが今も生き続ける土地柄であるとのアドバイスを受けたのだろうと思われる。多分、氏にはその歴史的な認識はなかったのだろうと想像する。
 ただ、挨拶された方は、星氏の「山口県出身の総理が言ったことは大きな意味持つ。歴史的な和解だ。今後は会津の人もわだかまりを氷解させるための努力すべき」とのコメントに代表されるように、謝罪を受けた事を重視する。
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 今回の震災の鎮魂とかかわって、京都の五山送り火で薪の問題でもめたというニュースがあった。面子を保つためにいろいろな画策したようだが、京都に対する後味の悪さだけが残る。

 ある土地で、心当たりがないのに何となく冷遇されているという状況があれば、過去の歴史で、先人が不理仁な行為をしていないかを確認するとすっきりするかもしれない。
by shingen1948 | 2011-08-21 05:05 | ◎ 会津への路(戊辰戦争) | Comments(0)