熊野神社
2011年 07月 13日
その西根下堰と河成段丘のかかわりでみると、西根下堰は取水口から「志和田舘」までは、河成段丘の縁を流れている。それが、南北に横切る川を樋越しで横切った後、堰はその河成段丘の内側に入り込む。「にっぱらだ」付近だ。
集落は、その辺りの河成段丘の縁に沿って点在する。
そこに、「熊野神社」が鎮座する。

ここは、明治の終わり頃まで、「お熊野講」があって、厳しい修行も行われていたという。

文化的には、今でもその中心的な役割を担っているのか、旧社や付近の江戸時代の絵図などが掲げられる。
その絵図で、摺上川・西根下堰・河成段丘、そして、付近の集落のかかわりが確認できる。
板谷内村とあるのが、現在の東湯野とのかかわりらしい。