地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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テルル~今からおもえば83

 「福島民友(6月12日)」の社説で、事故から3カ月が過ぎて、事故直後のデータが公開された事に対して「情報公開遅れ/今ごろ公表では役立たない」と批判した。
 その具体例としてテルルの検出を取り上げ、これが炉心の状態を知る手掛かりになることと公開の遅れを関連付けて論評した。
 3月12日午前8時30分過ぎに浪江町や大熊町で放射性ヨウ素や放射性セシウムを測定。核燃料が1000度にまで過熱しないと出ないとされる放射性テルルも検出されていたという。そのテルルの検出が炉心の状態を知る手掛かりになった可能性があるとのことだ。
 それで、これがもっと速く公開されていたら、役立たせられた可能性があったとしていた。

 素人なので、テルルが何物かは知らない。しかし、速い段階でテルルの検出が公表されているのは見ている。
 KEKは、通常の安全管理業務の一環として、周辺環境の放射線の状況を監視していて、3月14日から環境放射線の計測結果を公開していたという。
 その中には、「検出された主要な核種の公開」もあった。
 それによると、3月15日の14:39—17:34には、筑波でもテルル132(半減期3.204日)およびその娘核種のヨウ素132(半減期2.295時間)は検出されていたとのことだ。
 そして、そのことは3月17日17:00には既に公開されている。

 情報公開遅れは、批判されるべきだとは思う。
 しかし、散歩人にはそのことと素早いメディアへの公開が、本来のデータへの役立て方とは結びつかないように思う。
 直ちにテルルの検出が公開されたことが、炉心の状態を知る手掛かり=データ本来の役立て方という構図にはなっていないのだと思うが、どうだろう。
 
 勝手な想像だが、ここにはもう一つのからくりが感じられる。どこをみても、このことに関して専門家が論評しているものをみつけられなかったという事象からの憶測だ。
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by shingen1948 | 2011-06-23 05:07 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)