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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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揺すり出された風景⑪~今からおもえば63

 先に、「信達ニ郡村誌」に北沢又村の「清泉」の項の後半に「村社地内より一泉湧出す」と記載される風景を求めて、獄駒稲荷神社に来てみた。ただ、この時には、地域紹介地図をしっかり頭に入れてなかった。清水公民館前の地域紹介の地図にいう「大清水跡」にあたる地点は確認できなかった。
a0087378_53122.jpg
 今回は、現在の地図に清水公民館前の地域紹介の地図に描かれる道筋を重ねて、少なくとも地域紹介の地図にある湧水の位置だけでも確かめてみようと思った。
 色をつけた道筋が、清水公民館前の地域紹介地図に描かれる道筋だと思う。


 大清水跡とされる位置は、馬場桜並木の道筋と笹谷から松川筋を走る道路に抜ける里道との交点東側だと想像される。
a0087378_553665.jpg
 その地点を確かめると、現在は民家が建っていた。
 これは、南側から馬場桜並木の道筋方向に向けて撮った写真だ。右側に映り込んだ民家付近が、清水公民館前の地域紹介地図に「大清水跡」とプロットする地点だと思われる。
 地域紹介地図では、正面に映り込むお店付近も「馬場の桜並木」と紹介される。


a0087378_585071.jpg
 この地点を、笹谷方面からの道筋に沿ってきた方向から見るとこんな感じの風景だ。
 ただ、まだここが「大清水跡」であると確認したわけではない。


 「馬場の桜並木」は何度か来ているのだが、ここを整理していなかった。
 現在は、地域紹介地図よりも狭い範囲だが、西側に残る「馬場の桜並木」が福島市の天然記念物に指定されている。囲いがあって、以下の案内板が建つ。
a0087378_511342.jpg
 福島市指定天然記念物
 獄駒神社馬場の桜並木
 この桜並木は、昭和3年に御大典記念事業として、当時の氏子世話人掃除組(青年団)の奉仕作業により、表参道(馬場通り)両側の堤防と神社の境内に植えられ、その数も多かったが、昭和22~3年頃の市営住宅建設のため道路南側の木は全て伐採され、現在の数となった。本種はヨシノサクラに属し、樹齢は50~60年といわれているが、目通り2m内外で、根張り・枝張りともに充分であり、春の花・夏の緑・秋の紅葉は地元住民はもとより行楽の人々を慰めてくれる。
 以上の理由により、桜樹の保護と学術上の参考に資するため、市の天然物に指定しました。(後略)

 昭和49年7月3日
 福島市教育委員会

 この桜並木の北西奥が、獄駒神社の社になる。


 ※ 福島北部の市町村は、何とか踏みとどまって自宅・地域で生活することを重視する。放射線量は高くないとか、下がる傾向にあるという情報を大切にする傾向が強い。農地の再生、工場再開などが先行する。
 それに対し、今回の二本松市の判断は、市民の健康という個に寄り添う判断だ。その違いに至った経緯に興味があって探してみたら、これが見つかった。
 この講演会の講師の方に若い市民が質問する事が、「安全と安心」の範疇なのか、「安全」の範疇なのかを確かめる必要があると判断したのではないかと勝手に想像する。

 先に整理した「若い方にも分かるように説明する必要」を強調した政府の若い国の原子力担当という権威ある立場の方なら、上から目線で別の判断をするだろうと思う。
by shingen1948 | 2011-06-02 05:15 | ◎ 水 | Comments(0)