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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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揺すり出された風景⑩~今からおもえば62

 小字「八計」の地形が少し見えかけてきたところで、あらたてその水風景を確かめる。
 この八計がこの地で活用できる用水路は、現栗本堰のようだ。二つの川筋になって、流れて行く。
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 昨日整理した崖崩れのあった東側に、小字八計の地域の排水らしき水路がある。
 「八計」と「成出」の境の里道を下ったあたりから、この辺りまでの崖は古くから石垣で整備されていたような感じがする。


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 地図で「八計」の地域を確認すると、「八計」と「成出」の境の里道を下ったあたりの西側にはみ出した地域があるのだが、この崖の部分は、最近の整備のような気がする。
 その地形から、このあたりに湧水があっても、自然かもしれないと想像する。清水公民館の旧地域案内図ともう一度見比べ、位置的な矛盾もなさそうだが、勝手な想像という段階だ。


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 下八計との境の里道を南に向かうと崖との境辺りも、左手のパイプが水風景の跡を思わせる。その下に井戸ポンプも見えた。


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 この崖を下りきった付近を矢野目堰が流れている。それが左手に写り込んでいる。この辺りは、松川と崖の中間程度の高さで、この辺りから流れが崖に近づく。
 この矢野目堰がその地で活用できる高さになるのは、小字樋越あたりになってからだ。


 ※ 二本松市では、独自に内部被曝検査をし、結果によっては避難も検討するとのことだ。
 今回ホールボディカウンターで内部被曝調査の対象は、二本松市内の妊婦や子ども、屋外での作業時間が長い農家や建設業の人とのこと。
 まず20人に限定して調査をし、結果によっては、子どもを含めた市民の避難についても検討するとのことだ。検査する人の選定や、公表の方法などが調整でき次第、早ければ今月中に検査を実施する方針とのことだ。

 福島県で行おうとしている健康調査は、社会全体に貢献するための学問的な調査が主眼で、福島県民という個はそのためのモルモット的な存在だと思っている。
 それに対し、二本松で行おうとする健康調査は、行政組織が二本松市民という個の健康を守るために行おうとするとしているということに着目する。

 長崎・広島に、最初にアメリカが入ったのは学問的な調査であり治療チームではなかったという話を聞いたことがある。県のアドバイザーが長崎・広島の方というのを聞いて、その屈辱的市民感覚が分かる方なのだろうと思い込んだのは、自分だけではないと思う。
 しかし、福島県の健康調査は、個と全体というかかわりではそうではなさそうだということが分かる。
 なお、二本松の調査には福島県立医科大学のホールボディカウンターは利用できないため、県外の医療機関と提携するという。

 福島市は二本松市よりも内部被曝の確率は高いはずなので、自らの健康という視点では福島市民にとっても福島県調査より判断材料として参考にできそうだとも思う。
by shingen1948 | 2011-06-01 06:12 | ◎ 水 | Comments(0)