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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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揺すり出された風景⑨~今からおもえば61

 「八計湧水」を探して、小字「八計」を意識しながら散歩することで、見えてきたことがある。それが、北沢又元標の位置だ。
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 まず意識したのが、小字「八計」を東西に通る道の東端の石碑群だ。


a0087378_442897.jpg
 地図と見比べると、ここが小字「下八計」との境にあたることが分かる。
 「ニ郡村誌」の里程の項には、「元標を中部八計里道の傍らに建つ」とある。このことから、はじめこの「八計」の道筋の石碑と元標の位置を重ねて意識した。しかし、後で「八計」の小字に関する記述からそうではなさそうだということに気づく。小字「八計」には「東北隅に元標を建つ」とあるのだ。
 地形と地図、それに「ニ郡村誌」の小字「八計」に書かれている事を合わせて考えると、この石碑の建っている位置で「八計」の道筋を横切る細道が「中部八計里道」と想像される。その道が、「八計」と「下八計」の境を走っているということのようだ。
 その里道の「八計」の北隅と小字「八計」の北東隅に重なることが分かる。
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 このことから、この里道の小字八計の端の位置であり、小字八計の地域の北東にあたる位置が、北沢又元標が建っていたあたりと推定する。
 実際の場所がこの辺りだと思うし、奥に続く細道が「中部八計里道」の雰囲気を残しているように感じるが、元標それ自体はなさそうだ。


 ※ 最近、東京の放射線量が問題になっていて、ある党議団が独自の調査結果から都に申し入れているという情報をみつけた。その資料③は、独自調査を可視化したもののようだ
 申し入れは、東京23区の東半分で年間被ばく限度線量1mSv超える恐れがあるので、その健康被害を監視することを要望するもののようだ。
 東京都は、この1mSv/年越えに自衛策を考えるべきであり、人口密度が大きい都内に高線量ホットスポットがあっては困るとの考えがその背景にあるらしい。

 「産経(5.30)」東京版から原発関係を選んで覗いてみる。
 党議団の申し入れとかかわるのが、「都が地上1メートルでも放射線量測定開始」という報道のようだ。
 これは、東京のモニタリングポストの高さが問題になり、都が地上1メートルでも放射線量測定を始めたというニュースだ。その結果、モニタリングポストでは0.0605マイクロシーベルトに対し、地上1メートルでは、0.07マイクロシーベルトだったということだ。0.01マイクロシーベルトのずれがあり、毎日計測することにしたという。都では新たに地表での測定も開始するらしい。

 また、区独自の調査も始まったという報道もある。板橋区では、健康被害などを心配する声が相次いでいることから、学校の放射線量を計測するとのことだ。
 更に、東京都では、都のホームページで都内7カ所計測最新データを公表してきたが、健康不安の声が多いため、街頭ビジョンでも1日7~9回放映するとのこと。

 福島という地にいると、被災時に流れた道徳的なメッセージと新聞というメディアの報道の全国版によってイメージしたことが、全国的な世論だと思ってしまうところがある。
 しかし、どこかで微妙にずれているような気もするのだ。

 福島情報は、東京で判断され発信されている。その背景にある都会人意識も知っておくことが必要だと思う。
by shingen1948 | 2011-05-31 05:06 | ◎ 水 | Comments(0)