地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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揺すり出された風景⑥~今からおもえば58

 八計から続く高台を手持ちの古い地図で確認すると、ここも水田の記号が入っている。確かにこの高台を、豊かな現栗本堰の用水が流れている。
 矢野目堰が走るのはこの崖の中腹であり、いかに現栗本堰の恩恵を受けていたかということが分かる。

 この高台から坂道をなだらかに降りた先が整理した「番匠田」で、松川と高台の高低差の中間位の高さだが、この平地になった縁が崖と接する辺りを現栗本堰の用水路が流れる。
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 その平地は今も田園風景が広がる。
 今回の震災による市水道のトラブルに給水協力したという前田簡易水道の痕跡はこの辺りではないかと想像しながら散歩する。
 この写真の右手に見える「狐塚」との位置関係から、ここは北沢又小字名「大和田」が、地図上は「前田」になっている付近だと思っている。


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ここに来る途中で、壊れた塀の外水道の蛇口が2つついているのを見つける。この隣の民家も同じように外蛇口が二つだ。確かめたわけではないが。これが簡易水道とかかわるのではないかと勝手に想像する。今のところ、水源も見つけられていない。

 ここから、地形を確認しながら、狐塚をめざす。


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 「信達ニ郡村史」の北沢村の「清泉」の項に、「西部狐塚に地勢隆くして坂の如き所有り。其の下より湧出す……」とある。「村社地内より一泉湧出す」ともある。
 恐らくこの辺りなのだろうと想像する。
 確かに、豊かな水が水路から流れ落ちてはいるが、大谷地渠とのかかわりとも見える。


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 坂の上も確認してみたが、ここも清泉とのかかわりは確認できなかった。
 この付近は、先に散策して整理した笹谷村の大谷地渠(現栗本堰)とのかかわりある地点でもある。
 二郡村誌に、「大谷地渠が南綱島取水で、大谷地経由狐塚に至る」と記載される地点だ。


 ※ ネットで「福島で窓を開けた時の放射線量の変化」を確認している情報を見つけたのが16日だ。
 福島では、一時的に暑くなっていた。
 家族で話し合い、この情報を元に風のない日は、一日に一度は窓を開け、換気扇で空気を入れ替えようということにした。
 確認していくと、比較的高い放射線量を示した小学校でも、5月16日に各教室の窓を閉めた状態と30分間開放後の放射線量を比較し、直ちに放射線量が上昇することはないことを確認したという情報がみつかった。
 この小学校でも、扇風機の活用等で室温を調整できない場合は,風の強さや向き,ホコリの飛散状況をみて,窓を短時間開放したいとしていた。
 中通りの村では、5月20日付け文書から、実際に窓開放時の放射線量を確認して、教室の必要な換気を行うというお知らせをしているというのもあった
 そして、5月19日には福島県が、窓開閉時の放射線量の測定値を公表した
 ただ、この測定値は、あまりにも誤差がなさすぎる。
 他からとんでくる放射線量や遮蔽関係を考慮すると、素人には余りにも誤差が小さ過ぎるようにも思える。恐らく、放射性物質は地上との想定があって、結論ありきの行政的な科学もどき数値だとは思う。結論ありきの行政的測定らしい。

 福島市では、25日、最高気温が26.3度と7月上旬並み(福島地方気象台調べ)を記録した。その暑くなった日が過ぎた26日、文部科学省が、窓の開閉によって校舎内の放射線量に大きな変動は確認されず、ほとんど影響しないと発表したとか。この確認調査は、19日とか。
 一時的に暑くなった時期を逃しての間抜けな発表で心配したが、現場では先に実施していたようで、問題はないようだ。
 東京発信福島情報の国の発表は、現在では田舎者が実施したことに御墨付きを与えるという殿様の役割のようなので、実害はないようだ。

 「毎日新聞(2011年5月27日)」東京向け情報 
 東日本大震災:福島第1原発事故 校舎内線量、窓開閉では大きな差なし--文科省調査
 文部科学省は26日、福島県内の学校や幼稚園10カ所で、窓の開閉によって校舎内の放射線量がどう変化するかを調べた結果、「大きな変動は確認されず、ほとんど影響しない」と発表した。調査は19日で、天候は晴れ。窓を閉めたまま教室の窓際と中央部で放射線量を計測し、続いて窓を開けて、時間を空けずに再度計測して比較した結果、大きな差はなかった。【西川拓】

by shingen1948 | 2011-05-28 05:04 | ◎ 水 | Comments(0)