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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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揺すり出された風景⑤~今からおもえば57

 湧水を確認しながら散歩した時に、清水公民館前の地域案内地図をもとに、松川を挟んだ対岸の湧水を確認しようとした。
 その一つが、成出の湧水だが、これは確認できなかった。
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 地域案内の地図では、八計から続く高台のこの病院あたりにプロットされていた。確認しようとした時期には、旧病棟跡地が更地になった状態だった。


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 あえてその痕跡らしきものを探すと、この残された井戸らしきものだろうか。定かではない。
 この病院の脇道は、八計から続くと思われる。そこには、集会所や消防の詰所・旧家など、集落の痕跡は留めるが、湧水そのものの痕跡は見つけられなかった。

 この道の先は、なだらかにこの高台から降りる坂道になっていて、先に整理した「番匠田」に続く。
 実際の風景を目にすることはできなかったが、「樋越」・「八計」・「成出」・「番匠田」の水脈が想像できたようにも思う。
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 病院の高台から周りの様子を確認していたら、直ぐ下に見える幼稚園庭の隅に池が見えた。 その脇に井戸のポンプがあることから、地下水の利用を想像する。湧水かもしれないと勝手に思うのは、そういう目で見ているせいで、確認はしていない。
 水の里の風景なのかもしれないと勝手に思う。

 ※ 福島県は、昨日から県内沿岸の海水のモニタリング調査を独自にはじめたとの報道があった。東電や国は105か所で放射線のモニタリング調査を行なっているが、それに沿岸の64か所の調査地点を加えるということのようだ。いわき市や相馬市などの漁港や漁場のほか、相馬や四倉などの沖合いでは海底の土壌を調査するとのこと。
 福島県のこういった調査点を増やして継続的に調査していく行動や姿勢は、当初から変わらない。この調査で得られた数値は、直ぐにネット上に公開されている。これも目立たないが、ずっと続いている。
 公開された数値は、マニアの方の手によって、我々素人にも分かり易い形に可視化されて、それがまた公開される。意識することはないが、市民の方の活動もこういうサイクルの恩恵を受けているのではないかと思う。
 メディア報道では、SPEEDIの情報が遅れたことを理由に公開しなかったことをもって、福島県は公開に消極的との報じ方をされる。しかし、素人目には地道で目立たないところで公開の姿勢を貫いているようにみえる。
 なお、SPEEDIの情報は、公開されたかどうかというより住民の避難とヨウ素剤投入の判断の資料として使われたかどうかが大切なのではないかと勝手に思っている。そういう視点からすれば、報じられるような非難すべき出来事とも思えない。
by shingen1948 | 2011-05-27 05:19 | ◎ 水 | Comments(0)