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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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揺すり出された風景③~今からおもえば55

 清水公民館前にあつた地域案内地図にあった湧水の名称は「番匠田湧水」だ。
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 地名としては病院の敷地内だ。しかし、地図にプロットされていたのは道路を挟んでその東側。その辺りは、現在は住宅地になっている。この辺りの地名は下番匠田になるようだ。


 先にその辺りを探してみたのだが、湧水自体は見つからなかった。そこを走る水路、北側の高台や周りとの高低差などから風景をイメージしてみたがよく分からなかったのだ。
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 その時に散策した辺りをもう一度訪ねてみると、浮き上がったマンホールが現れる。



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 そして、その近くの道が震災の揺れでへこんで、歪んだ地形が現れていた。
 写真では分かりにくいが、道の右側がかなりへこんでいて、民家の塀も道路側に傾いている。

 その道のへこみは、東側の道なりに延びて行くように思える。単に下水道とのかかわりというだけでなく、元々の地形とかかわるのではないかと勝手に思う。
 この辺りを、手持ちの明治の地図で確認すると田園風景だ。田の脇を流れていたであろう小川の風景を想像し、消えた湧水を想像する。
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 この道の左手は成出の高台で、その下を整備された用水路は流れて行く。この崖から上が、成出の地名だが、清水公民館前にあつた地域案内地図には、この地名のある湧水もプロットされている。

 なお、この高台は、線路を挟んだ「八景」の地名とつながる高台だ。この地名からは、河岸段丘の絶壁を想像しているところだ。

 この歪んだ道と昨日の揺すられて歪んだ地形の道筋とが、つながるのかつながらないのかは分からないが、漠然と田園風景の中を小川が流れていたというふうなイメージは浮かぶ。
 今のところその確認がとれているわけではない。

 ※ 過去に見習うことは必要だが、そこを越えるべきことも見習ってはいけないこともあるはず。
 見習ってはいけないことの一つが、風評被害を恐れて事実を隠したり、自らの健康被害にかかわることを隠したりすることだと思う。公的報道は、外部に漏れた場合の読み手を意識し、本当に情報を必要とするものを読み手としていない傾向がある。
 土着の者に必要な情報は外に漏れると誤解を生む可能性はあるが、それでも共有すべきだと思う。
 昨日は、散策地点の放射線量を可視化した地図で示してみた。
by shingen1948 | 2011-05-24 05:09 | ◎ 水 | Comments(0)