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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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古き時代の底力~今からおもえば45~感謝を込めて②

 磐越西線の石油貨物列車のニュースから直ぐにガソリン不足が解決したわけではなかった。
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 ガソリンスタンド前に長い車の列が並ぶ風景は、それからもしばらく続いた。


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 それでも、その間にスタンドのタンクに給油するのを毎日見かけるようになった。もう少しの辛抱という気分にはなれた。
 ブログ等で、満タンにしてくれるガソリンスタンドがあったという記事を見かけたのは、この汽車が走って4~5日過ぎた頃だったろうか。それから間もなくしてガソリンスタンド前の車の行列が消えた。

 これは、磐越西線の石油貨物列車のせいだけではないとは思う。
 19日には一部再開された小名浜石油のタンクローリー車での出荷があり、更には、月末には海上からの受入を再開する日本オイルターミナルの小名浜油槽所に向けて石油製品を出荷されたというニュースもあった。
 これ等が相互に関連しあって、ガソリン不足は改善されたのだとは思う。

 この出来事で考えさせられたのは、かつて当線で活躍したジーゼルの貨物車は時代の要請で退いていたということだ。そのため、機関車は他の機関区からの復帰だったらしい。
 そして、磐越西線という路線自体も新潟-東京間の走行という意味では地味な路線になっていた。そのため、電化も会津-郡山間しか進んでいない。
 それが、今回は非常時のバックアップ路線として大切な役割を果たしたということだ。

 東北本線の復旧に伴って、磐越西線を走る貨物列車は、また主役の座を譲って姿を消した。そして、磐越西線では、華やかな「ばんえつ物語」号の運行が始まったということだ。これが、日常ということだ。
 見方を変えれば、地味だがいざという時に大切な新潟-会津間の磐越西線の維持には、この「ばんえつ物語」号運行が大きな役割を果たしたとみることもできる。鉄道マニアではないが、そちらのページにリンクしておく。
 〇 磐越西線SL定期運行推進協議会
 〇 JR東日本新潟支社:「ばんえつ物語」号
 簡易水道や井戸水同様、時代の要請によって退いていた古き時代の底力に助けられたという意味で、磐越西線の貨物列車の活躍を記録しておきたい。
by shingen1948 | 2011-05-14 05:02 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)