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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今から思えば42数値が踊るの2

 「毎日新聞(5/9)」は、「4公園の利用制限を解除へ 放射線基準値下回り」として、信夫山子供の森公園(福島市)・新浜公園(同)・日渉公園(二本松市)・岩角農村公園(本宮市)の利用制限解除の県の方針にもとずいて、利用の制限看板やシートの取り外し作業が行われたことを報じる。

 市民は、情報開示によってその状況を知ることができる。解除のための2回の調査を県のホームページで確認する。
 「信夫山子共の森公園」では、4/29の1回目の確認調査で、中心平均3.3マイクロシーベルトで、公園全体の平均3.0マイクロシーベルトだったようだ。5/6の1回目の確認調査では、四隅の2点で3.3マイクロシーベルトを計測するも、中心平均3.0マイクロシーベルトで、公園全体の平均3.1マイクロシーベルトということでの解除である。
 「新浜公園」は、4/29の1回目の確認調査で、中心平均3.4マイクロシーベルトで、公園全体の平均3.3マイクロシーベルト、5/6の1回目の確認調査でほとんどの地点と中心平均3.6マイクロシーベルトで、一か所3.4マイクロシーベルトを記録した地点があって、公園全体の平均3.5マイクロシーベルトということでの解除である。

 これが、文部科学省の屋外活動制限基準である毎時3・8マイクロシーベルトを2週連続で下回ったため、県は安全と判断した実態であることは、各メディアも知っているはず。それなのに、NHK福島では、ご丁寧に新浜公園の近所に住む80代の男性の「よく利用するので普段どおり使えるようになってよかったです」というコメントまでつけて報じている。
 他所の地区だが、岩角農村公園は、中心平均3.7マイクロシーベルトでの解除だ。

 福島の田舎でも、科学者の間でしきい値があると考える方と、しきい値がない(LNT仮説)と考える方がいらっしゃるという情報は入る。文部科学省の屋外活動制限基準である毎時3・8マイクロシーベルトのもとになった20ミリシーベルの根拠の国際放射線防護委員会は、しきい値がないと考える方で、県のアドバイザーは、しきい値があると考える方のようだという事も何となく分かる。
 それだから、飯舘では、前日に何の心配もないという講演会が開かれ、翌日に計画的避難区域に指定されるという経緯をたどったはず。

 そういう中でこういう報道がなされることに、怒りさえ覚える。一つは、健康にかかわるかもしれない時期のこのような報道姿勢、そして、二つは、国が決めたのだからということとしきい値が全くないことを結びつけた役人根性丸出しの県の姿勢とそれに追従する市の姿勢だ。

 年をとっているのに、そういう事に腹を立てるまだ青臭さが抜けない自分も腹立たしくはある。
by shingen1948 | 2011-05-10 10:31 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)