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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今からおもえば29数値は躍っても⑰

 放射線の業務に従事する方の問題点を報じる中に、放射線量の累積とのかかわりでよく分からないと思う内容が含まれることがある。
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 先日報じられたのは、東電女性社員の被ばく放射線量の問題だ。
 報道によると、問題になるのが、この業務に従事する女性の3か月間の被ばく線量が約5ミリシーベルトを超えないよう定められていることに反しているという事らしい。
 この基準を月に換算すると、1.7ミリシーベルトということになる。
 その観点で、先日公の機関から発表になった図をみると、この線量って県内で結構多くの方が浴びているはずだとも思えてくる。
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 「朝日新聞」の記事が報じる今回の事故の概要は、次のようなことだと思う。
 ○ 今回の事故で、男性作業員の線量限度は「5年間で100ミリシーベルト」が「5年間で250ミリシーベルト」に引き上げられたが、女性の基準は据え置かれている。
 ○ 個人の3月22日までの個人線量計の数値は2.06ミリシーベルト、免震重要棟での滞在で1.89ミリシーベルトで、計3.95ミリシーベルトとのことだ。
 ○ 問題になったのは、内部被ばくということらしい。
  今後50年間で13.6ミリシーベルトに相当する内部被曝が分かったという。マスクを外す際 などに放射能を含んだほこりを吸ったとみられるとのこと。内部被ばくは、この50年分を、事故発生時に浴びたとして換算することになるらしい。

 報道する立場の方の批判は、決まった法とか内部被曝よりも、その法に基づく管理の方に向けられているように感じる。しかし、我々が知らされている線量のかかわりからみると、その方が浴びた放射線量は3.95ミリシーベルトでしかないとも見える。
 素人がここで感じるのは、内部被曝の恐ろしさであり、それよりも男性作業員の線量限度の引き上げは、本当に大丈夫なのかなという事の方だ。

 東京電力は、この女性社員を先月23日の業務終了後、第一原発の勤務からはずす措置をとっているとのこと。

 別の作業員の累積被曝線量の問題の識者のコメントにも気になることがあった。
 それは、4年3ケ月累積70ミリシーベルトで多発性骨髄腫発症が労災認定になっているものがあるというような内容だ。これは16.4ミリシーベルト/年という事で、月に換算すると1.4ミリシーベルト/月になるはず。

 図と見比べながら、累積被曝線量も注意すべきことではないのかなとも思うのだが、本当のところは分からない。
 アドバイザーの方は、放射線量の健康被害は100ミリシーベルトからで、放射線量の累積は現時点で問題にならないという見解を示す。
by shingen1948 | 2011-04-28 05:08 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)