地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今からおもえば25数値は躍っても⑬

 文部科学省が放射線量の高い小中学校などで屋外活動を制限する基準を示したことについての説明会が行われたとのこと
 報道によると、その線引きの基準値が、3.8マイクロシーベルトとのことだ。これは、児童らが1日に屋外で8時間、屋内で16時間過ごすと仮定し、年間の積算放射線量が20ミリシーベルトに達するかどうかを目安として算定、公表したとのことだ。
 これ未満なら、普通の学校生活を送っても構わないという安全重視の値であり、安心して屋外活動をするための一つの指針とのことだ。

 地元紙を眺めた中でこの基準値を厳しく捉えていると感じるのが、川俣町の市民団体「原発震災復興・福島会議」の方の意見だろうか。
 「一般人が立ち入り制限になる放射線管理区域の基準に相当する毎時0.6マイクロシーベルト以上の学校は、授業を中止して学童疎開を進めるべきだ」と強調する。

 その放射線管理区域の基準とやらを確認してみる。
 <放射線管理区域>
 3ヶ月当たり1.3ミリシーベルト(mSv/3ヶ月)を越えるおそれのある区域。放射線環境に応じた作業者の出入り規制、防護設備の徹底、線量の監視、汚染の拡大防止などの防護管理を円滑に遂行するために設けられる。

 この3ヶ月当たり1.3ミリシーベルトから、1.3/90を24で割って算出されたのが、0.6マイクロシーベルト/時という数値のようだ。これを基準とすべきということを主張なされているようだ。

 この主張、かなり厳しい意見と映る。
 しかし、学校が病院などで見かけるマークをつけて管理する範囲と同じ状態ということである。そこには、異常な数値に慣れてしまった自分をも感じる。
 それでも、その環境の中で日常生活を取り戻すには妥協せざるを得ないという思いもあり、その中には、どこかに故郷の誇りを感じたいという意識も含んでいる。

 この基準に従って故郷を眺めれば、福島には、「本当の空」はなく、奪い去られたこともよく分かる。都会では風評被害として扱うべき事項の中に、ここでは配慮事項として扱うべき事があるのかも知れないとも思う。
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by shingen1948 | 2011-04-24 06:16 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)