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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今からおもえば⑱数値は躍っても⑥

 「数値は躍っても」に続くのは、「健康安全宣言」はゆるがないというつもりだった。
  いろいろな数値は躍っているが、躍った数値を整理してみると、躍る数値に微妙な違いがある。
 当初は、「直ちに健康に影響を与える値ではない」という結論に正統性を持たせるための数値が躍っていた。これで躍った数値は、行政的な結論に科学の装いをさせるための数値のように感じていた。
 それが、最近は事態が長引くことに伴う不安解消のための数値が躍っているようにみえる。この数値は、将来的に解決すべき方策の裏付けとなりえる基準値設定なのではないかと感じる。こちらは、権威づけられた機関の推奨する数値の使用にこだわるという特徴にみえる。

 田舎にしか住んだことのない散歩人には、科学は疑う事によって真理に近づくものとのイメージしかない。結論を正統化するための科学的な装いなど、科学者を自認する方にはやっていただきたくないという青臭い感覚がある。ましてや、権威づけられた数値だから真理なのだという態度は、みているこちらも恥ずかしい。

 今から思えば、最初に安全宣言に使われた数値は、安全が崩れるなどということは起こり得ない事という神話づくりに寄与した数値だったのではないかと思える。だから、現実の数値がこの数値を越えたとしても安全という結論に結びついたのではないかと思える。
 この神話づくりの数値にも、科学者を自認する方が関与しているのだろうか。
 素人目には、ひょっとすると経験則の範囲としての科学的な根拠ある数値は100ミリシーベルトという数値ぐらいなのではないかと思えてくる。

 福島では、今も東京発信福島情報としていろんな数値が躍っている。
 「毎日新聞」では、文科省の発表を元に、累積放射線量が高かった地域あたりを中心に、累積放射線量を継続的に掲載される。しかし、独自に計算し公表した累積放射線量ではなく、文科省が公表する累積放射線量に切り替えている。同じ測定値を使ってそのまま放射線量を積算した情報もある。それによると4月13日9時現在、飯舘村は7.3ミリシーベルト、福島市は3.4ミリシーベルトとのこと。
 
 新聞では、背広姿の官房長官が、日常が戻った東京から軽やかに発信した「計画的避難区域」の設定に伴って、文科省が累積放射線量が高かった計測地点を明らかにしたと報じている。
by shingen1948 | 2011-04-17 05:05 | Comments(0)