地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今からおもえば⑰数値は躍っても⑤

 福島市での累積放射線量が1770・7マイクロシーベルトの情報が流れる頃、科学の知識を持たない居住者の感性は、専門家が解説する一時の放射線量の問題との対比に違和感を感じ始る。
 この頃から、野菜や飲料水の数値が躍りだす。その中で、累積放射線量の話とかかわって直ぐに目についたのが、屋内退避、避難に関する指標だ。10~50ミリシーベルトという数値だ。「毎日新聞」では、25日に登場する。
 原子力安全委員会の防災指針では、体外から浴びる「外部被ばく」による放射線量の累積予測が10~50ミリシーベルトの場合に屋内退避、50ミリシーベルト以上の場合に避難することを提案。屋内退避の長期化が予想される場合、「避難の実施も検討する必要がある」と明記されているとのこと。
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 このことは、25日に24時間の累積放射線量が最大約1.4ミリシーベルトに上ったと発表されたこととかかわるらしい。1ミリシーベルトという日本の被ばく線量年間限度を一日で越えてしまう事態だからだ。
 「毎日新聞」では、この頃からこの図に登場した地域あたりを中心に、累積放射線量を継続的に掲載される。

 25日の記事で見落としていたのが、21日に国際放射線防護委員会とやらが、日本の被ばく線量年間限度1ミリシーベルトを、緊急的に100~20ミリシーベルトに引き上げることを検討する勧告を出したことが報じられたこと。
 その記事に目を通してみると、意図の中には、原発事故が収束した場合でも、地域住民がふるさとを捨てずに住み続けることができるようにしたいということも含んでの提案らしいことが分かる。

 最近変わった20ミリシーベルトの方針は、これによるはず。
 今避難されている方は、事故収束後、自らの被ばく線量が年間20ミリシーベルトまで下がれば、ふるさとに戻れるということも意味しているのだろうと思う。
 それなら、自らの被ばく線量をできるだけ低く抑えておくという生活態度は意味を持つ。

 最近変わったNHK福島の累積放射線量のテロップ最後のフレーズ「県は、今後の注意点として必要のない外出をひかえ、雨や雪にはできるだけふれない事が望ましいとしています」は、賢明な呼びかけなのかもしれないと納得する。
by shingen1948 | 2011-04-16 05:47 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)