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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今からおもえば⑦東京発信福島情報

 地元では、次のような「『天栄村牛肉安全』再検査で判明」の報道を目にする。
 厚生労働省は、3月31日に天栄村の牛肉について食品衛生法の暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出されたと発表したが、1日には、県が再検査を実施した結果で放射性物質が検出されなかったと発表した。最初の検査の過程に問題があり、「汚染されていなかった確率が高い」らしい。

 この情報で注目したいのは、次の三つだろうか。
 その一つは、福島原発の事故があって3週間にもなるのに、重要な事柄の発表の時点で、直接かかわる村のトップは何も知らされないという状態は今も続くらしいということだ。
 当事者である福島県民が知らないわけではない。東京から発せられる福島情報は、テレビで知ることはできている。ただ、実際に問題に対応していらっしゃる行政の方々は、その対応に追われてテレビをみている暇はなさそうなのだ。福島県民が知るべき最新情報は東京発信テレビからという状況が続くというのに。
 毎日新聞では、記事に次のような天栄村の兼子司村長のコメントを付け加えていた。
 「ひどい扱い」抗議文提出へ
 天栄村の兼子司村長は、取材に対して「最初の検出の時も今回も、村には何の連絡もなく取材を受けて初めて知った。当事者なのにあまりにひどい扱いだ。数字が独り歩きしてしまうので、国は再検査が終わるまで公表すべきではなかった」と話した。風評被害を招いたとして、近く国や県に抗議文を提出するという。

 二つ目は、本当は福島県と国の間では情報は共有しているのではないかと思われる事だ。今回の場合も、検査は県が検体を採取し千葉市の日本分析センターで分析、厚労省が結果を発表しているという経緯のようなのだ。福島県では上には情報を挙げているらしいが、下には下げないという状況が推測される。少なくとも、そういう体質に対する不信感らしいものが伺える。
 三つ目は、実際には再検査で放射性物質は検出されず、汚染はされていなかったとの見解は、全国ニュースでテレビに流れないということだ。
 全国的に大きく報道されたのは、厚生労働省が福島県天栄村産の牛肉から食品衛生法の暫定基準値を超える放射性セシウムを検出したとマスメディアに発表された方だ。多分何もなかったというのはニュース性がないのだろうと思う。
 全国的には、厚生労働省の誤った可能性が高い結果が流されたままになっているということだ。
 「毎日新聞」の報道では、「風評被害が広がったり、自殺者が出たりするなど人命にかかわる状況になったりしている時に、もう少し慎重に計測し公表すべきだ」との専門家の評を加えていた。
Commented by 勘次郎館のおやじっす at 2011-04-04 20:51 x
御無事で、安心しました。

地震、おっかねかったですね、がんばっぺない。


で、東京電力というところは原子力を扱える組織ではなかった、ということがはっきりしちゃいました。

東北電力の女川原発とは真逆の対象を・・・。

あちらも少なからないダメージを受けたのに、自力で安定停止、、かつ近隣の住人さん方を津波から救った。

女川原発の設計が新しいとはいえ、、この違いはなんだろうと・・・。
by shingen1948 | 2011-04-03 05:08 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(1)