地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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今からおもえば⑥一般的な科学情報と専門家の科学情報③

 想定外の地震としているのは、地震や原発を研究対象とする専門家らしいと思っていたら、そう思っている方の範囲はもっと狭いらしい。
 今回の地震が「想定外」とされる方々の範囲は、地震や原発を研究対象とする専門家の中でも、行政的に権威を裏付けられ、実務的にその仕事に携わった方々らしい。

 福岡氏が「毎日新聞」の「発信箱」で、「すべて想定されていた」と題して、14年前の「科学(97年9月『原発震災~破滅を避けるために』(石橋氏)」の次の警鐘を紹介する。
 ○ 1605年倒壊・南海巨大津波地震のような断層運動が併発すれば、海抜6m以上を越える大津波はあり得ること。
 ○ 外部電源が止まりディーゼル発電機もバッテリーも機能しないことがあり得ること
→炉心融解→水蒸気爆発・水素爆発→格納容器原子炉破壊があり得る。
 ○ 4基同時事故が起こり得る。爆発事故が使用済み燃料貯蔵プールに波及すれば、放出放射能が一層防台になるという推測もあること。

 これが警告の内容紹介だが、この方が地震学の権威者で、05年には衆議院の公聴会でも同様な警告をしているらしいことも紹介される。
 このことは、衆議院の議員の方々、少なくとも原発について考える立場の方々は、今回のことが「想定すべき」という意見を聞いていたということを意味するのではないかと勝手に思う。
 
 政治家と呼ばれる方々は、05年には科学的には想定すべきだという意見を知り、その後行政的あるいは政治的には想定外にすると決定される経緯を御存じだったのではないかという勘ぐりの気持ちが湧く。
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by shingen1948 | 2011-04-01 05:12 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)