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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「はやぶさ」デビュー③と東北

 報道機関が、一様にこの華やかなニュースを流した中、河北新報のウエーブ版ではその地区別課題を意識した配信になっていて面白い。

 その広域版の見出しを拾ってみると華やかだ。
 〇 「トレードマーク長鼻、白銀に映える 営業運転「はやぶさ」快走」
 〇 「はやぶさ300キロデビュー 営業運転スタート」
 〇 「進化系列車はやぶさ「飛来」 速さ、快適さ、乗客満足」
 〇 「「はやぶさ」発進、高速新時代 乗客、ファンら祝う」
 仙台以北の東北にとっての期待感は、その通りだろうと納得する。
 このことに福島がかかわるとすれば、今回の東北地方の高速交通網整備に伴って移動される人々は、仙台からやってくるということだろうか。仙台以南郡山以北の範囲では、人の移動のベクトルが逆になる可能性の影響を受けると思うのだが、どうだろう。

 東北での今回のニュースの中心地、青森版の見出しを拾う。
 その見出しは「観光“加速”くっきり 「はやぶさ」5日から営業運転」。記事も、大半は青森観光にとってのプラス面の記事だ。
 面白かったのは、その中で次のような負の部分を付け加えたことだ。
 <「不便」の声も>
 ダイヤ改正で自由席がある「やまびこ」から全席指定の「はやて」への切り替えが進み、利用客からは「不便になった」という声も聞かれる。
 仙台―盛岡間は通勤利用も想定し、JR東日本は自由席特急券ではやての指定席に乗車できるようにしている。ただ、指定席の客が後から乗り込み、座れなくなる事態も生じている。
 仙台―古川間を新幹線通勤する大崎市の病院職員の女性は「指定券の客に指摘され、気まずかった。心理的な負担になり、乗っていても落ち着かない」と言う。
 「仙台駅は便利になったが、古川駅はそう思えない」と大崎市の会社員男性。「東京に最速で着くには仙台で乗り換えるが、乗り継ぎが長くなった時間帯もある」と不満を漏らしている。

 更に、青森最新版では、東北新幹線建設局が4月1日に盛岡市から青森市に移転することを伝えていた。この局は、1964年に発足して以来、盛岡に置いていたものだ。それが青森に移転するということは、東北新幹線全線開業にかかわる業務を終え、いよいよ新青森駅以北から青函トンネル入り口までの約45キロ区間の建設の業務に切り替わることを意味するらしい。

 今回の東北地方の高速交通網整備の中心地青森も、北海道までその整備が進めば、単なる通過点になる。このままほうっておけば、これらの不便さの問題点が増大されて、福島と似たような状況になるという忠告のようにも見えた。
by shingen1948 | 2011-03-10 05:14 | ☆ 地域・自治話題 | Comments(0)