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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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岩代清水の泉と池をめぐる~福島の水道とかかわって⑤

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 これは「せせらぎの里公園」とされる風景だ。
地域の都市化の中で、この地の豊かな水風景の特徴を残そうという意識を感じて、先に「住民意識を考慮した都市化を感じながら 」として整理している。
 「福島の水道とかかわって」ということでは、寄り道だ。ただ、今回は湧水を中心地図に示された池も含めて立ち寄った後、そこから流れ出した水の行方も追いながら歩いている。そうすると、川の始まりというようなことも意識し始めている。散歩の中で意識し始めたことという事ともいえる。

 その川ということを意識すると、ここの風景の意義を勘違いしていることに気づく。
 ここの名称が「せせらぎの里」なので、意識のどこかで、ここを「せせらぎ」だと思い込んでいるところがあった。しかし、この風景は「よどみ」なのではないかと思えてきたのだ。
 確かに「よどみ公園」はイメージが悪い。「よどみ」は、言葉の響きにマイナスのイメージがある。都市公園の名称として「せせらぎ」という言葉は、響きとしては心地よい。その言葉のもつ魔術にひっかかっていたのだ。
 言葉上はマイナスのイメージだが、「よどむ」ことも水の流れの一つの風景だ。池も沼も、そして何となく流れがよどむ風景があっていい。ここの風景は、その淀みがあってこその生態系を大切にした空間と捉えたい。
 それでは、この地区の実際の「せせらぎ」とはということになるが、それは散歩する中で時々顔をみせる水路なのではないかと思う。
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 この「せせらぎの里公園」で淀んだ水の行方を確認すると、清水支所の南側を流れる水路が南流する途中と曲がって東流になる地点あたりで、この水路に合流する。


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 この奔流は、人家の間をぬって清水病院の方からやってくる。


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 清水病院のほうからやってきて、「せせらぎの里公園」で淀んだ水も合流した水路は、東に向かって流れていくのだが、その水路には蓋がかかっていて、その上が道路になっていて姿はみえない。それでも、その道を歩くと、せせらぎが流れているという主張の音を響かせる。


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 その水路も、太子堂の付近で飯坂街道を横切った後、流れの姿を見せる。かなりの水量になって、御山方面に流れて行く。先に整理した自噴井の井戸の近くで、この井戸水もその脇を流れるせせらぎからこのおおきな流れに合流するのだろう。
by shingen1948 | 2011-02-04 05:40 | ◎ 水 | Comments(0)