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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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八幡坂神社参道脇を流れる湧水の源の民家:福島の建築44

 先に松飾りを納めた泉八幡神社を整理するのに、「泉民家庭の湧き水は、八幡坂神社参道脇を流れる」ということにしている。これは、泉八幡神社と共に、その脇を流れる清流が気になっていたのだ。
 この清流の源をたどると、ある民家の庭の池にたどり着く。それをぼかしている。

 気になる建物については、「福島の建築」の中に整理しているが、個人宅は遠慮している。公共の建物を優先に、商店など掲げても御迷惑にならない範囲という自己規制をしていたからだ。

 松飾りを納めた泉八幡神社近くに茅葺屋根の大きな民家があって、気になっていた。その民家の池が湧水のようで、ここから交番脇を通って八幡神社の脇を通っていたのだ。
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 昨年、この気になっていた建物が新聞に紹介された。
 新聞記事によると、ここはかつての福島県知事や福島市長をされた方の生家とのことだ。専門家によると、建物自体も、県文化財クラスの貴重な建造物とのこと。敷地は、約8250㎡、母屋は、明治6年(1873)の建築で、床面積は約330㎡という。
 背後に茂る居久根(屋敷林)と共に、この庭の池も地名の由来になった泉が今もわいていると紹介する。
 これが、泉八幡神社脇を流れる清流の源だ。
 記事は、所有者が高齢化し、家屋や庭園の維持費の負担が難しくなっていると伝えていた。


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 新聞報道後、ここで民話を語る会が開かれるということもあり、自己規制を少し緩和した。
 本当は、「民話を語る会」の機会が、この建物をよく見るチャンスだと思ったのだが、この日に急用が入ってしまって、それはかなわなかった。

 この建物の魅力は、実際に生活されている茅葺屋根の大きな民家であるということだ。そして、その庭の池から湧き出た豊かな水は、この開発された地域を清流のまま八幡神社前を流れているということだ。しかも、地区の方にとって、ごく当たり前の日常の風景だと思っているらしいということもいい。
by shingen1948 | 2011-01-28 06:24 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)