地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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松飾りを納める

 飯坂散歩のついでに、天王寺の散歩を整理してきた。そのうちに、新年の季節だよりを整理する期を逃したなと思ったら、時々立ち寄らせている「会津暮らし」のブログに、「無病息災を祈って」と題した記事があった。
 2枚の写真に写っているのは、思い出す少年時代の歳の神の様子そのものだった。

 歳の神には、子どもたちが各家庭から集めた炭俵やワラを積み上げる。そこに、しめ縄や門松をなどの正月飾りを入れて、日が落ちると、それ等に火を点け、その炎で歳の神をお見送りし、改めて無病息災を祈る。
 その火を町内の家族みんなで取り囲み、餅やスルメを焼いて食べる。こうすると、1年間風邪を引かないといわれていた。
 これが思い出す歳の神だが、そこにはいろんな思い伴う。
 怖くて近づくことができない先輩が、炭俵を集めたりそれを切りさいて積み上げたりする時に見せる優しさ、火を囲んでの近所や家族との会話や雰囲気、そして、焼き過ぎて固くなったスルメの味等々……。

 思い出すのはそういう事だが、これは正月に歳の神に一つ歳を頂くという歳の数え方ともかかわっている。
 正月には神に行く年の無事を感謝し、来る年の幸運や健康を祈る。そして、松が明けると、正月の神様「歳の神」がお帰りになるということで、送り火で見送る。
 会津では、今でもその風習が生きているらしい。
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 しかし、現在自分が住む所では、皆で送り火をする風習はなく、松飾りは神社に納める。しかし、松が明ける頃の神社は混雑してこれも面倒なので、例年庭で焼いていた。
 それが、足慣らしにあちこち歩いていた時に、泉の八幡神社は松が明ける頃にも混雑はなさそうなことに気がついた。今年はここに松飾りを納めることにしてみた。

 松飾りは無事に納められたとは思うが、正月に歳の神に一つ歳を頂き、その歳の神を送って区切りとするという気分からは物足りなくもある。
by shingen1948 | 2011-01-25 05:27 | ★ 季節便り | Comments(0)