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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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飯坂散歩⑱:公園計画と天王寺⑥~経筒④

 改めて「ふくしま散歩」の天王寺公園の項をみると、明治時代に、ここを公園にしようとした計画の意図が想像できる。
 同書では、この「如法堂跡」は、「寺から僅かに登り切った裏山にあり、今は天王寺公園として家族連れのハイキングコースである」と紹介される。
 そして、そこから少し下った女沼は、「ジュンサイが揺れるその静かな沼面に、大作山の影が映る清澄の世界」と紹介される。
 現在の「如法堂跡」から西方を眺めると、女沼は、周囲の護岸工事が行われ、手すりや歩道が設けられて整備されて、清澄の世界は感じない。
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 これは、下に降りて撮ったものだが、この女沼の南側の高台は、浄水場になっている。恐らく摺上川ダムから送り出された水が、この浄水場に送りだされてきて、ここから更に平野の配水塔に送られているのだろうと思う。


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 女沼の整備は、恐らくこの浄水場が整備されたことに伴うものだろうと思われるが、大きな変化は、その湖面に映る大作山なのではないだろうか。
 「ふくしま散歩」で描かれる大作山は、登山道もなく遠くから眺める山だ。その奥には、標高1000m前後の山塊が広がる。その東端に位置する大作山は、その深山の入り口に当たる。
 それが、女沼の沼面に写る大作山だ。

 それが、現在は生活環境保全林に指定され、遊歩道も整備されたという。登山関係の案内では、車道が大作山を一周し、広い駐車場も完備していると紹介する。三か所の登山口のどこからでも1時間もあれば山頂にたどり着くとある。

 行ってみたい気もするし、そのまま深山の入り口としての大作山とその西方の山々という風景のイメージとしてとっておきたい気もする。
by shingen1948 | 2011-01-22 05:34 | ◎ 信仰と文化 | Comments(0)