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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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飯坂散歩⑭:公園計画と天王寺②~経塚

 「天王寺公園碑」に興味があったのは、公園計画そのものではない。明治32年に公園整備作業中に、経塚が見つかったということだ。
 その天王寺経筒は、国の重要文化財で、現在同寺の宝物殿にあるらしい。

 散歩を楽しむ者にとっては、その物の情報も興味はあるが、どこでみつかったのかということにも興味がある。
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 この「天王寺経筒」について、「ふくしま散歩」は「明治32年(1899)1月に、飯坂町が天王寺の裏山を拓いて公園を造ろうとした折、頂上にあった経塚の中から発掘されたもの」と紹介する。 これを位置情報として、この「天王寺公園碑」を探したのだ。

 また、「天王寺公園とじゅんさい沼」では、次のように紹介されている。
 経筒が発掘されたという如法堂跡は、寺から僅か登り切った裏山にあり、今は天王寺公園として家族連れのハイキングに適当の場所である。頂上には、正四位伯爵「伊達宗基朝臣」篆額、「大槻修如電」撰文による天王寺公園碑がある。建立は、明治33年9月2日、天王寺再建の翌年にあたる。

 これらの情報から、この「伊達宗基朝臣」篆額、「大槻修如電」撰文による「天王寺公園碑」のあるこの山が、「如法堂跡」であり、国の重要文化財である「天王寺経筒」は、ここから出土したということと推測したということだ。
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 なお、現況は、「ふくしま散歩」が紹介することと大きく様変わりしている。
 「ふくしま散歩」では、ここを家族連れのハイキングに適当の場所であると紹介する。これは、天王寺の方面をみているが、確かにここからの展望はいい。しかし、現況は、近くまで墓地になっていて、公園としての活用を断念しているように感じる。
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 「じゅんさい沼」は、「別名女沼で、静かな沼面は大作山の影をうつし、じゅんさいがゆるやかに水面に揺れる様は賑やかな温泉郷にもこんな閑かな清澄の世界があるのかと驚かされる程である」と紹介される。しかし、現況は人工的な池だ。
 ここに、浄水場が整備されたのに伴って、周囲の護岸工事が行われ、手すりや歩道が設けられて整備されたものと想像する。
 紹介されるような野性味あるよさは感じない。
by shingen1948 | 2011-01-18 05:03 | ◎ 信仰と文化 | Comments(0)