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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「もう一つの奥の細道」⑰~「飯坂温泉」②

 「飯坂温泉史」で紹介される湯沢の温泉旅館は、中村屋旅館・高野屋旅館・枡谷旅館・掘江屋旅館・油屋旅館・中村旅館だ。
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 この中で地図にある旅館とかかわりそうなのが、「油ヤ」・「ホリエヤ」・「マスヤ」「タカノヤ」・「中村屋」だ。それと、「トウタユ」・「サバコユ」とあるのが、共同浴場の「鯖湖湯」と「透達湯」だ。
 現在の「鯖湖湯」周りの景色としてかかわりそうなのが、「ホリエヤ」・「中村屋」、そして「中シマヤ」だろうか。

 現在の「ほりえや」という木造3階建ての渋い建物の旅館が、明治15年創業だ。温泉史の「掘江屋旅館」とかかわる可能性が高い。昔からの外観をそのままに残しているように想像される。

 その向かいの旅館「中村屋」は漆喰のずっしりとしたレトロな建物だが、これが、「飯坂温泉史」の「中村屋旅館」か「中村旅館」と思われる。ここもそのままの風景だったようだ。
白壁土藏造り3館建ての中村屋の建物は、元禄元年(1688)創業の「花菱屋」旅館の建物で、明治22年(1889)に土湯からここに移ってきた中村屋が買い取ったもので、当時、モダンな建物として有名だったとか。
 先に、これが花水館の原形であることを中心に「ふくしまの建築42~花水館②『不易と流行』」として整理した。
 旅館中村屋としては「福島の建築 30 」で整理した。
 鯖湖湯近辺の旅館については、「福島の建築 31」で整理した。
 これらを整理するときには、明治26年夏をイメージしていた。この中村屋と掘江屋旅館の建物を土台に、当時の旅館の位置関係を加えて風景をイメージすることで、子規が見た風景を想像する。
by shingen1948 | 2010-11-27 06:13 | ◎ 芭蕉の足跡 | Comments(0)