地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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「もう一つの奥の細道」⑮~「信夫(忍)の里」⑥子規が詠んだ句

 子規が鉄道を活用するということで区切った福島駅から桑折駅の間のフレームを中心に散策してみて、本当はすっきりしていないことがある。
 それは、「涼しさや瀧ほどばしる家のあひ」とかかわることだ。
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 今のところ、これがその滝だろうという事について、「『家のあひ』よりほとばしる滝を求めて」として整理した。その句にかかわる句碑が、飯坂ガラス館にあるという資料がある。それで、その周りを確認してみたが、まだ見当たらないでいる。


 その他の子規の句碑については、子規の足取りを追う中で確認して整理していると思っていた。次の3カ所だ。
 ○ 「信夫文知摺」
 ○ 飯坂「鯖湖湯」
 ○ 「葛の松原」茶屋前
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 確かめてみると、句碑を意識しているのは、「信夫文知摺」だけだった。「葛の松原」茶屋前の句碑も一応は取り上げていたが、よく見えない。正面からの写真を張り付けておく。「鯖湖湯」については、新たに書き加えることにする。


 子規が、福島宿から信夫山に向かい、信夫山公園で詠んだ句は、紹介されているものをみない。景色の方が大きく変質しているせいかもしれない。
 信夫山公園についての句は、「「もう一つの奥の細道」⑭~「信夫(忍)の里」⑤ 」の整理の中で扱った。
 青田の畦道づたいに信夫山をめざすようだが、その信夫山へ向かう途中の風景とかかわる様子については「「坂の上の雲」⑤~子規と福島」で整理した。
 青田ありて又家居ありまちはずれ
 笛の音の涼しう更くる野道かな
 

 散歩でてこずったのは、この中の「極楽と地獄」と称した景色の確認だった。 
公園は山麓やや高き処にありて監獄署と相並び立てるは、地獄極楽の双幅を並べ懸けたる心地す。

by shingen1948 | 2010-11-25 06:24 | ◎ 芭蕉の足跡 | Comments(0)