地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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飯坂温泉:湯野の「橋本温泉」と「切り湯温泉」

 十綱橋を挟んだ南側まで、湯野の「橋本温泉」とかかわる風景が続く。この南側の風景は、「福島の建築 29ー2」で整理している。ただ、この時は、この「橋本温泉」のイメージはなく、飯坂側から「十綱の渡し」と、「十綱橋の変遷」をイメージしている。
 先日、湯野側から、十綱の渡しへ向かう道を探ったことで、風景としては立体的なイメージとなる。

 ここに、十綱橋を挟んだ「橋本温泉」と「切湯温泉」のイメージをつなぎ合わせると、飯坂から見た湯野側の原風景のようなものが明確にイメージできる。
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 これは、飯坂温泉駅の待合室に掲示される絵の十綱の渡しあたりの部分だ。
 小雨の中、正岡子規が朝の散歩で十綱橋までやって来た時に視た風景は、この湯野側の風景に、十綱橋を加えて、新道が開発され、旅館が立ち並び始めた活気をイメージすればいい。
 下湯とあるのが、橋本温泉(仙気の湯)だろう。狐湯と切り湯の間に、「家のあひの滝」が落ちている。

 最近、廃業した温泉旅館を、高齢者専用の賃貸住宅に再生させるというニュースを見た。何となく、これがこの湯野の橋本温泉の原風景とかかわっているような気がする。この橋本温泉辺りの川沿いの旅館の荷物の運び出しが頻繁だったような気がするのだ。
 計画では、二つの元旅館の土地と建物を取得して、一部を取り壊し改修するという。
 摺上川を望む浴場はそのまま残すとのことだが、そこへたどる道筋のようなものまでの配慮はしないだろう。
 これが予想通り「橋本温泉」の話なら、この散策はいいタイミングだったのかなと思う。
by shingen1948 | 2010-11-02 05:43 | ◎ 芭蕉の足跡 | Comments(0)