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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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飯坂古道⑧~米沢街道との接点付近⑤

 信達33観音8番札所清水観音
 大笹生との接点ということで、9番札所鯉返り観音の一つ前の札所に立ち寄る。
 何かあるのかと聞かれれば、多分何もないと応えるのだろうか。
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 杉並木の石段へ進むと、石段の右手の巨木は、福島市指定天然記念物の樅の木との案内板がある。大きさを強調するだけあって、全体が捉えられない。入り口から捉えた写真からこの樅の木を切りぬくことで、全体を捉える。


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 福島市指定 天然記念物
 清水観音の大樅
 モミは、日本特産の常緑針葉樹で、深根性であるから、土質が深く適当な湿気を含む傾斜地を好む傾向があります。
 材質は軽軟で辺材と心材の区別が無く淡黄白色又は淡黄褐色なので、天井板、戸板、器具類、碁盤、将棋、太鼓の胴などに用いられます。一般に短命性なので古木や老木は少ないものでありますから、本樹のような巨樹古木は貴重なものです。
 この大モミは、根周り8m、目通り5m、第一枝下は5mで、樹高は約38mあり枝張りは東西へ9.6m~10m、南北へ11.5m~8.4m広がり、枝下の影面積は約300㎡あります。
 福島市現存のものでは、モニワの白鳥神社の大モミと共に一番太いモミで樹齢は、約350年~400年と推定されます。枝張りも充分であり、見事な樹容を呈しているので、学術研究の資料および福島市の自然を記念するにふさわしものとして、天然記念物に指定しました。
 長い間生育してきたこの大樅を、つぎのことを守りながらいたわってください。
           記
 一 枝を折ったり幹を傷つけたりしないこと
 二 成育をさまたげるような変更をしないこと
    昭和45年11月13日
 福島市教育委員会



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 杉並の石段を登り切ると迎えてくれるのが、梵鐘を中央に備えた山門。


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 ここが、清水観音。ご本尊は千手観音菩薩とのこと。


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左手には滝もある。


a0087378_4563328.jpg 観音堂の裏手には古い石仏群が、


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 御暇して、山門から昼なのに薄暗い雰囲気の石段を降りる。
 人は、せめて生きてきた営みの痕跡でも残そうとする。そのことをあざ笑うかのように、消し去って、いともたやすく元に戻してしまう自然の力。そんな漠然とした力を見せつけられて、こそこそと立ち去っていく小さな自分を感じる。
 その感じが、ここには何もないと応えさせている。
※ その雰囲気を味わうのに、半沢氏メモにある「土公神碑」を見逃したこと付加する。その意味は分かったのだが、「宗50霊碑」の意味が現時点で不明であることも記しておく。(7/15) 
Commented by 東風吹かば at 2010-07-28 00:23 x
こんばんわ

この神社に行ったことがあります。
理由もないのですが、高湯温泉に行く際に、この神社の看板をよく見てて、なんとなく気になっていたのがきっかけでした。

分かれ道から進んだ時に確かに不安になった記憶があります(笑)
さらに石段の登った時にも・・。

ただ、ここの神社の由来は面白かった記憶があります。
御本尊は坂上田村麻呂にゆかりであると説明書きがあった気がします。
信憑性はよくわかりませんが、少し賢くなった気がしました。

大したコメントでなくすみません。
なんとなく同じ気分になったつもりで書き込みしちゃいました。
Commented by shingen1948 at 2010-08-01 09:48
 コメントありがとうございます。
 自分では科学的な感覚を大切にしているつもりですが、最近、原始的な力におののいている自分を感じることが増えました。ここもそんなところでした。
 振り返ってみると、そういった感覚になるのは、岩だったり、深い森だったり、水だったりすることが多いような気がします。
Commented by 東風吹かば at 2010-08-03 02:02 x
それ、同感でした。
なんとも不思議な雰囲気、特に、参道を登って行く時に感じました。
大げさに言えば、山門が境界線のようにも・・・
なぜか山門を越えた瞬間に現実世界に戻った感じで、
途中の階段が異世界のような。

不思議な場所と感じました。
by shingen1948 | 2010-07-13 05:12 | ◎ 飯坂街道・古道 | Comments(3)