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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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飯坂古道⑥~米沢街道との接点付近③

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 庭坂宿から飯坂古道入口を過ぎた米沢街道は、鷲神社前をいよいよ上り坂に入る。


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 このなだらかな登り坂を進むと、防火用水の池に遠窪の表示のある集落。
 その後も、このなだらかな坂道が続く。


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 このなだらかな坂道が、ゆったりと山を回り込んでいたものが、急に右手に折れるこの辺りで振り返る。


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 旅人なら、今来た道を振り返り、いよいよ出立の時を実感するところだろうか。


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 ここからは、庭坂宿が見渡せる。


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 上り坂は、少し緩やかになって、やや下り坂になるところすらある。そんな場所にあるのが、この岩の上にある石塔群だ。
 最近、原始的な自分の感覚の中に、石に対する畏敬の念のようなものを感じる。それをあえて分類すると、石自体だったり、その石に働く自然の力だったり、その石の上に鎮座するようなものだったりする。
そんな感覚の中でいうと、漠然とした神々しい感覚が岩の上に住んでいるというイメージだろうか。そういえば、鷲神社参道前の石塔群も、最初はこの岩の上に石塔を掲げたような雰囲気があった。


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 その石塔群を過ぎて、米沢街道道は山道に入っていく。ここから街道は、次の李平宿に向かう。
 その前を、新しいバイパスが横切り、案内板は清水観音を案内する。この清水観音が、信達33観音の大笹生「鮎返り観音」の一つ前の札所。
Commented by としぼー at 2010-07-11 05:48 x
昨日鷲神社まで行ってきました。この前の道が旧米沢街道ですか。先日、わからぬまま自転車で、あの坂を登りました。目からうろこが落ちたような気がします。いつも参考にさせていただいております。
Commented by shingen1948 at 2010-07-12 18:13
 整理してしまうと、情報をもとに散策しているように見えてしまうのですが、実際は自分の感覚でいいなと思うのが先で、情報は後からという姿勢は、当方も全く同じです。
 自転車でというのがいいですね。今回は、私もママチャリでした。
by shingen1948 | 2010-07-11 05:42 | ◎ 飯坂街道・古道 | Comments(2)