飯坂古道④~米沢街道との接点付近
2010年 07月 09日
今度は、庭坂からこの古道への進み方を確認する。
庭坂宿の北の町尻を米沢街道に入る直ぐの地点の右手に、この古道のスタート地点がある。
その角の民家敷地内に、寛政12年(1800)建立の「秋葉大権現」が建っている。この飯坂古道を意識しないで米沢街道を探れば、見落としてしまいそうな石塔だ。
それが、ここから飯坂方面をめざす人々にとっては、一つの目印になっていたのでないだろうかと思うと、新たな発見でもしたような気分になる。
飯坂古道を進んできて目につくのが、右手米沢方面をめざす方向にある鷲神社前の石塔群だ。
ここに李平の石畳改修記念文が刻まれた安政6年の碑があるということだが、石塔群全体を見ていて、まだその確認はしていない。
それよりも、鷲神社の参道が線路で分断されている風景が面白いと感じてしまう。
新幹線が通過したので、意識しないでなんとなくシャッターを押してしまった。不謹慎かもしれないが、意図的に撮るなら「石塔と新幹線」とか、「参道を横切る新幹線」とかというのも面白いかなとも思う。