人気ブログランキング |

地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

峨嶁山ハイキング⑤

 この峨嶁山を散歩したいと思ったきっかけは、「芭蕉」の「奥の細道」をたどった散歩だ。
 芭蕉一行は、福島宿から奥州街道を外れ、文知摺観音を訪ねる。その後、瀬上を経由して飯坂温泉へ向かう。
 その道筋を探る中で、この辺りは、阿武隈川の蛇行が分からないと、これが実感できないということが分かってのこだわりだった。

 このこだわりについては、「芭蕉旧阿武隈川河床蛇行の実感②」に整理した。
(この時点で不明だった「阿武の松原」には、昨年のうちにたどり着いている。)
 峨嶁山からその確認ができるという情報を得て、安洞寺の登山口からの道を伝い、小峨嶁山のやや上部の岩場から、旧阿武隈川河床蛇行の実感を得ることはできた。その事については、「旧阿武隈川河床蛇行の実感」として、整理している。

 峨嶁山なるものがよく分からないまま、この辺りを散歩して、「岡山鹿島神社」について整理している。
 ○ 岡山鹿島神社
 ○ 岡山鹿島神社②~水かけ祭り
 この後も、峨嶁山が気になって、何度か工業団地側から位置関係を確認してきた。

 こういった経緯の中での「峨嶁山」だったので、案内が不親切だという思いが強かったようだ。今はそうではないかもしれないと思っている。

 昨年、迷いながらも安洞院側から登っている。その時の不安は、他人の土地にどこまでが立ち入り可能なのかは分からないという事だった。
 今回も、立ち入り禁止になっているところは、明らかに民家の敷地に入り込まなければいけないという事だった。これも、他人の土地にどこまでが立ち入りできるのかということだ。
 それで、小心者は、一度工業団地内に入り込んで、この上部の通行止めの道の脇にある立ち入り禁止になっていない公の土地と思われる空き地を通過してここに入り込んだ。その脇の公園は立ち入り禁止になっていることに不安は残った。

 ところが、この辺りを散策する中で、何度か地域の方と立ち話をしたのだが、敷地の所有権を主張する感覚を持ち合わせていないようなのだ。
 こちら側の不安は、自分が生活してきた慣習による所有権のルールの感覚であって、それをもとに勝手に判断しているに過ぎないのかもしれない。
 こちらは曖昧だと感じるのだが、地域の方にとっては、改めて許可を出す必要を感じていないということだ。穏やかな感性の地域性ということのようだ。
a0087378_4553278.jpg
 更に、立ち入り禁止になっているのは、工業団地用の新車道だけのようなのだ。元々の道は、この旧民家前を通っていく道である。


a0087378_4571539.jpg
 元々の道はこの右側を通るのであって、そこはとうせんぼされているわけではない。この地区の散策に馴れた方にとっては、先にこの立ち入り禁止の表示に目が行くという事ではなさそうなのだ。

 文知摺観音―その別当寺の安洞院―岡山の鹿島神社―鹿島神社の奥の院であり、元安洞院の地蔵菩薩のあった高松山―高松城(岡本古舘)である源氏山―旧阿武隈川河床の蛇行が見える峨嶁山
 これら盛り沢山の情報が詰まりながら、手軽なハイキングができるこの峨嶁山ハイキングコースは、お勧めのコースかもしれない。
 ただ、現在調査中という事のようなので、公園化されたり近代化されるかもしれない。今は、この雰囲気が壊れないことを望んでいるというのが、散歩を終えての感想だ。
by shingen1948 | 2010-06-07 05:01 | ◎ 山歩きと温泉 | Comments(0)