地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島の建築 ⑪-4~第一勧業銀行福島支店②と福島煉瓦と

 第一勧業銀行福島支店の写真をもう一枚。
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 勧銀というと、先の茂庭の方のキノコを売りと宝くじのイメージ。建物としては、特徴的なのが、緑青を吹いた屋根の銅版煉瓦造りであること。
 「ふくしま散歩」に、そもそも勧銀とはとの説明がある。
 もとは、農工業の開発のために「福島県農工銀行」として建てられたものとのことで、次のような経緯と役割があったという。

 明治31年6月11日営業開始
 明治35年風水害、明治38年大凶作、明治39年霜害、大正2年風水害に対する政府融資による救済資金投入
 明治40年この写真の地へ移転新築
 ※ 野田の梨組合、飯坂の果樹園づくりの改良発展事業にもかかわったらしい。
 これらの経緯があって、昭和19年9月18日大蔵省の1県1行主義の指示で、第一勧業銀行となったとのことだ。

 この第一勧業銀行福島支店の他に、福島煉瓦とのかかわりを意識したのは、次の建物だ。
 ○ 福島の建築 ⑪日赤病院跡地
 ○ 福島の建築 ⑫ 伊達亀岡総本家
 ○ 福島の建築 ⑮「外国渡航記念燈」
 ○ 福島の建築 ⑭吉野家
 ○ 「渡利浄水場建設の際にレンガを積んだ馬車が行列になったそうだ」という情報もいただいた。
 ○ 奥羽本線庭坂駅の煉瓦の建物、そして、福島煉瓦工場

※ 「ふくしまの西洋造~明治洋風建築の通観(草野)」から、以下の建築物としての要素を付加する。(6/6)
 非木造木カク的洋風銀行建築
 ルネッサンス式木造ドーム
 設計辰野金吾葛西事務所で、盛岡銀行に同じ。
 同時代の盛岡銀行、秋田銀行が、この本の出版時に現存(現時点については未確認)。
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by shingen1948 | 2010-05-27 05:26 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)