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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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信夫三山~福島煉瓦業の碑

 煉瓦造りの山神を整理した後、岩谷観音に「福島煉瓦業の碑」を探しに来たが、見つからなかった。そのままになっていたら、「福島大学教育実践研究紀要第一号(1981年12月) 建碑考(須田哲夫) 」で、「福島煉瓦業の碑」が考察されているという情報をいただいた。
 読んでみると、書家の立場から県内の碑の中に秘められた人々の想いを考察されたもので、興味深く読みすすめられた。そして、そこに載っている写真を見たら、これなら見覚えがある。この碑の裏面が「福島煉瓦業の碑」だというのだ。
 早速出かけてみた。
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 いつも階段を登るのだが、この日は脇のくねくねとした細道を登ってみた。登りつめると、こんな風景が広がる。見慣れた場所なのに、別な景色に見える。

 手前の下段に見えるのが庚申群だ。最近まで風習が残っていたと聞くが、明治から宝暦9年(1759)までの歴史を刻む庚申講中碑のようだ。


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 最上段に見えるのが、古峯碑だ。明治24年に明治の五十辺村の火災後、火伏せを祈念して建立したという。


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そして、中段にあるのが、裏面に「福島煉瓦業の碑」が刻まれているという「福島八景の碑」だ。
 福島八景の中  巌窟購嵐を
   文字ずりの むかしのあとをしのぶねの
   はれわたりたる いろに見るかな
明治38年12月に建立したという。巌窟購嵐は、東洋大学学長大内青巒氏とか。


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 よく見れば、その裏に確かに「笹木野煉瓦工場の碑文」はあった。
 しかし、「信夫三山~岩谷観音あたり」でふれたように、汚れで、白と黒のまだら模様になっている。注視しないと、そこに文字が刻まれているということには気づきそうもない状況だった。
 言い訳っぽいが、見つけられなかったのは、無理もないとも思えた。内容は、「建碑考」に頼ろうと思う。
by shingen1948 | 2010-05-24 05:50 | ◎ 山歩きと温泉 | Comments(0)