地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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福島の建物⑥―その2

 特別公開されているノートルダム修道院に出かけてみた。
 先に「福島の建築⑥」として整理している。その内部の様子ということで、「その2」として整理する。この整理では、建物を中心に整理しているが、戦争遺跡「外国人抑留所」としての視点にもふれている。

 今回は、信夫山地下工場の散策の後ということで、戦争遺跡の続きの意識が強い。建築の続きということと、「外国人抑留所」の視点を中心に見させていただこうと思った。a0087378_50443.jpg
 ドアを開けると、マリア像が迎えてくれる。
 事務室に御挨拶すると、わざわざご案内いただけた。


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 ここは祈りの場の中心、礼拝堂だ。

 ここが抑留所になる時、修道会の会員達は、会津に移されたとのことだ。
 ここを明け渡す時のきがかりは、この場がどうなるのかということだったという。
 ところが、ここに戻ってみると、その心配は無用だったらしい。この礼拝堂は無傷だったとのことだ。この礼拝堂は、大切に管理されていたという。
 この抑留所は、国籍も様々であったということなので、宗派も様々だっただろうと思うのだが、ここは、それを超えた祈りの空間として存在したということだ。


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 説明を受けながら、宗派を超えた精神の場になったことが、この場に深みを持たせているように感じた。
 ステンドグラスの装飾窓からは、柔らかにこの空間を包む光が注いでいた。

 先の整理では、祈りの施設としての整理が弱かったことに気がついた。
by shingen1948 | 2010-04-21 05:14 | ◎ 福島の建築 | Comments(0)