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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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信夫三山⑬ ~ 羽山⑨

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 羽山の岩場の中で、もっともそのよさを実感できるのは、烏ケ崎だ。そのよさは、その西側の高台から烏ケ崎に向かうと、より実感が深まる。
 このコースは秘密めいてはいるが、「信夫山」では点線でその参道が示されている。2年前、あちこちの山を登るための日々の訓練にこの山を使っている方からも、このルートがいいと紹介されていた。


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 最初はきつい登りだか、やがてなだらかになる

 下から眺めているときには、なだらかな高地に見えるのだが、実際には、北側も南側もよく見渡せる。鋭い刃先を走る参道というようなイメージだ。


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 烏ケ崎付近にくると、岩場の良さが実感できる。


烏ケ崎の岩が、目前に現れる。
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 このコースを登った方に話を聞くと、烏ケ崎の南側に出たという事だが、導かれたのは、烏ケ先の北側に回り込んでいた。

 
 この烏ケ崎を実感すると、改めて「信夫山」にあった雨乞いの様子を思う。
 嘉永5年(1852)夏、領下の山伏を集めて、ここで吾妻山に向かって彩燈護摩を執行した記録があるとのことだ。
 福島藩19村の山伏30余人、村々の役人、地区の住人が羽山に籠って、夜中に火を焚いて、初日は、烏ケ崎では、正月行事職の杉妻先達普門院が火を焚き、真言を唱えて配下の山伏がこれに和したという。次の日に、薬王寺法印が祈願しているときに雨が降ったとのことだ。
 この雨も僅かで、本内村の名主の提案で、吾妻山の本山で雨乞いになったとのことだ。
 
 山下で見ていた村人も、この山の神秘を感じたのではないのだろうか。
by shingen1948 | 2010-04-01 06:28 | ◎ 山歩きと温泉 | Comments(0)