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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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信夫三山⑫ ~ 羽山⑧

 神霊な雰囲気を醸し出す岩場が、羽山のよさだ。
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 羽山へは、この登り口を進むのを原点にしているが、「信夫山」の地図では、ここが月山参道(予定)と表記されている。ここは、新しく開発された登山道のようだ。
 この参道が、真っすぐ座禅石まで続く。


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 改めて『信夫山めぐり』(梅宮茂著)の地図を確かめると、養山登拝口から三十三観音の岩場を経由したルートも、岩場の手前で月山参道につながる。
 この養山登拝路口からの参道が、この羽山の魅力を引き出そうとしていることが分かる。
 こんこんと泉水が湧き出す清水で身を清め、不動尊や石塔などの信仰の象徴が配され中を、傍らの地蔵に見守られる中、急な坂道を一気に登るように案内される。


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 見上げれば、そこに岩場が迫る。


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 その岩場を登りつめて暫く歩くと、新たな岩場にたどり着く。その岩場を登り切った所に、もう直ぐ祈祷所だという目印にもなっただろう座禅石が現れる。


ふるさとの良さを見つけよう
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 <伝説> 座禅石
 ここは信夫山の岩場の一つ、むかし空海座禅の石と伝えられている。付近に河原石が散在していることから、一字一石の経塚ともみられている。
 信夫山には、このような岩場が各所にあって、かつてこの山が人々の心と身体の鍛練を続ける経業のための道場として用いられた事を物語ってくれる。
 彼岸の中日にこの石上に座して、落日を望むときは、まこと西方浄土に向かっていると伝えている。

 ディスカバー・マイカントリー
 福島信夫ライオンズクラブ

 羽山の良さを引き出しているのは、一気に三十三観音の岩場に導くことであり、月山祈祷所まで岩場をつないでいることだ。
 そこに信仰にかかわる石塔や石仏が配置され、ここが女人禁制の奥の院であったことも想像すれば、岩場が醸し出す神霊なる気分を大切にした案内がなされていたことが分かる。

 ここから、月山―湯殿山―羽山―烏ケ崎と進む。
by shingen1948 | 2010-03-30 05:27 | ◎ 山歩きと温泉 | Comments(0)