地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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信夫三山⑪ ~ 羽山⑦

 真偽は確かめていないが、信夫山の西峰羽山の湯殿神社と東峰羽黒山の羽黒神社は、仏教渡来以前の古い神社なので山号がないともいわれているらしい。
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 この西峰羽山で、一番高い地点は、この湯殿山の裏の岩場らしい。
 『信夫山めぐり』(梅宮茂著)では、ここが主峰で、二つの巨岩からなり、金剛界、胎蔵界の大日岩といわれる行場と紹介する。
 この北崖に鉄梯子、鎖があって難行が行われたとする。別の箇所では、この二つの巨岩の別名を夫婦石と紹介する。その女石には胎内くぐりの洞穴があったが、崩壊したとある。その男石には、梯子、鎖があって岩巡りの行の遺跡だとある。
 この主峰の標高は、確認した中では275m、267m(信夫山の図書紹介)、272m(インターネットの百科事典)といろいろある。国土地理院の地図では、275mと272mがあるが、267mは羽山の三角点地点の標高で、これはどの地図でも同じ標高のようだ。


 ふるさとの良さを見つけよう
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<神社仏閣> 湯殿神社
 黒沼の祭神石姫命伝説の地に鎮座、祭神は大山祇命・大己貴命である。
 大むかし、大山祇神が烏ケ先の大石に立たせられるに、忽然(こつぜん)として御湯が湧き出したという伝説がある。
 出羽三山は、かつては葉山、月山、羽黒を三山とし湯殿を奥の院としていたものが、中世末期に羽黒、月山、湯殿を三山とするに至ったという。この羽山の地に湯殿山が祀られたのも同じ経緯であろう。
 背後は奇岩怪石が重なり、大絶壁をなしている。信夫山伏が盛んなころは、この地を山駆けして修験道に励んだといわれる。

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 福島信夫ライオンズクラブ

 この羽山に湯殿山が祀られたのは、出羽三山と同じように、葉山、月山、羽黒を三山とし、その奥の院として湯殿山が祀られていることと同じ経緯と推論している。

 この羽山で感じるのは、岩場が持つ神聖な雰囲気だ。烏ケ崎の岩場であり、湯殿山の岩場であり、登山道を「堂平」に向かった時の座禅石までの岩場だ。
 『信夫山めぐり』(梅宮茂著)では、この羽山を修験道の奥の院とし、この岩場を修行の場と関連して整理することで、羽山のよさを際立たせているように感じる。
by shingen1948 | 2010-03-29 09:45 | ◎ 山歩きと温泉 | Comments(0)