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地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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再び「西原廃寺」⑥~薬師堂

 小字の薬師山になっているところは、西原廃寺の案内板では、薬師坊跡としている。
 「ゆの村」では、不動寺の薬師堂の旧地と紹介する。明治5年(1872)の古地図では薬師堂がここに描かれているという。
 「福島県の地名」では、「当廃寺(西原廃寺)の南東1㎞に薬師堂があり、古くから菩提寺薬師堂と伝えられていたが、現在は不動寺境内に移されている。」と紹介される。
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 今は墓地になっているここが、その菩提寺薬師堂の旧地らしい。
 「ゆの村」では、古地図には北西奥の林が「御林」とあり、今でも米川を渡る道が存在するとも紹介するが、特色ある風景は見当たらない。

 不動寺の案内から、このこととかかわりそうなことを確認すると、次のように薬師堂に「峰の薬師」と呼ばれる古仏を安置するとの紹介があった。
 境内には「峰の薬師」と呼ばれる古仏を安置する薬師堂や居座り地蔵、観音塀に囲まれた中の「正和の碑」や旧三州刈谷藩陣屋一族の墓、老紅梅などが往時の歴史と由緒を物語っている。

 ここの薬師堂を確認していくと、菩提寺薬師堂と関わるらしいこと、そこには古仏が安置されていること、明治になって、不動寺に移されたことが分かる。
 そういった重さを不動寺の案内板では「『峰の薬師』と呼ばれる古仏を安置する薬師堂」といい、他の歴史あるものと同列に並べて表現する。そのことで、歴史的な価値を感じてほしいという願いを込めているようだ。
by shingen1948 | 2010-03-15 05:57 | ◎ 西原廃寺 | Comments(0)