地元学でいう「風の人」として足元を見つめたり、できことを自分の視点で考えたりしています。好奇心・道草・わき道を大切にしています。


by シン
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再び「西原廃寺」⑤~太子堂

 西原廃寺跡付近の地名について、小字とのかかわりを確認したところだ。
 その時に、坊とのかかわりについて、やや慎重に取り扱った。ところが、「福島県の地名」を確認したら、すでに認知されていることが分かった。
 西原廃寺付近には、山坊・白山坊・太子坊・上久坊・下久坊・久礼津坊などの地名が残る。

 この辺りは北原村だが、概括的には明治時代に湯野村と合併し、「伊達郡湯野村大字北原」と字名に村名が残り、その下に先の地名が小字として残っていたという経緯だ。
 そこから、湯野は飯坂と合併し、現在は「福島市飯坂町湯野」となる。ここに元の字が残ったり、小字が残ったりしているという状況のようだ。
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 ここは「白山」というふうに、散歩の中では、現在の字名からおおよその坊の地名の位置が想像できそうだ。
 なお、湯野も村名が湯村だったり湯野村だったりした経緯があるらしい。


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 その中の太子坊にある太子堂が、ここのようだ。まだ確認していないが、「ゆの村」では、ここに応安の碑があると紹介する。高さ1.6m、南無阿弥陀仏と刻まれ、左下に応安2年(1369)があるという。
 南北朝時代の北朝の年代ということらしい。
 何を意味するのかはよく分からないが、楽しく古の想像に浸ることはできそうだ。
by shingen1948 | 2010-03-14 05:32 | ◎ 西原廃寺 | Comments(0)